【体内の邪気を洗い流す気功流軟酥の法】 | ふれあいと癒しの交響曲(名古屋/京都/気功/教室/講習/和気信一郎)

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【体内の邪気を洗い流す気功流軟酥の法】


 気の泡による顔からの洗い流しを終えた後の体の前側の肉体がくり抜かれたような空気的な感覚を体感してみると、後頭部から背中、腰、臀部の肉体的な感覚が陰のように残り、その部も洗い流したくなります。
 そこで登場するのが〔頭からの洗い流し〕です。
 顔の時と同じように、まず〔気の泡〕を作ります。
 そして、その泡で頭の中を洗うんですね。
 頭皮、頭髪をシャンプーするように、手も指も自由に動かして、前頭部、頭頂部、後頭部、側頭部の全ての頭の中、即ち、脳を洗う訳です。
 顔を洗う場合は〔洗顔〕と言っても問題はないんですが、脳を洗うのを〔洗脳〕と言うと、いささか問題がありますので、この〔脳を洗う〕という表現には頭を抱えています。
 さて、気の泡で脳内を洗った後、その脳内の泡を後頭部に集めてから後ろ首筋に降ろし、手も降ろしながら、その泡で背中、腰、臀部と洗い落としてしまうんですね。
 洗い流した後、掌も後ろに向けて、洗い流した後頭部から臀部までの体の感覚を体感してみると、体の後ろ半分もくり抜かれ、温かな空気に満たされているような心地よさが体感できてくると思います。
 〔顔からの洗い流し〕と併せて行なってみますと、体のほぼ全体が〔空的な感覚〕になるんですが、まだ何か残っているようで、物足りない感じがしましたので、体の前側と後側の洗い流しに続いて、体の側面と体の中心を加えた形で創作してみました。
 その技を〔気功流軟酥の法〕と名付けたんです。
 最初から〔気功流軟酥の法〕を行なう場合は、頭の上で気の泡を造り、これが軟酥なんですが、それを前頭部から顔の中に垂らし落として行ったり、後頭部から後ろ首筋に垂らし落として行ったりという具合にして、同じように、側頭部の中に垂らし落とし、側頭部から横首、肩の中を通して胸の横から脇腹、股関節と体の側面を洗い流したり、頭頂部から頭や顔の中に真っ直ぐ降ろし、首から胴体の中を洗い流していくといったように、体の全てを洗い流して行く訳ですね。
 同じルートを2回、三回と行ない、その後に洗い流した部分の感覚を体感していくようにすると、更に空洞感も増して来ると思います。
 また、慣れてくると、手を用いないで、空気を頭の中に吸い入れ、体の前側、後ろ側、横側、中心と、息を吐きながら洗い流すようにし、それを数回繰り返すようにしても良いと思います。
 心身の緊張や違和感、痛みなどを自分の気の感覚で洗い流してしまい、その状態が緩和出来るようになる〔気功流軟酥の法〕は是非、身につけて頂きたい技なんですよね。


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