座学・気功を学ぼう!/15、自然体で暮らす為に上虚下実の体になろう! | ふれあいと癒しの交響曲(名古屋/京都/気功/教室/講習/和気信一郎)

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📙座学・気功を学ぼう!/15、自然体で暮らす為に上虚下実の体になろう!


💃動画
https://youtu.be/_X9KQQGX-BU?si=jkvJh8ar6UkawbDT

📙解説
(一)
 〔上虚下実〕などという聞き慣れない言葉ですが、僕も気功の世界に入って始めて知りました。
 〔頭寒足熱〕とか〔頭でっかち尻すぼみ〕などというように、体の上下を対比させて用いる場合がありますが、この言葉も同じで、普通の言葉で言えば、
「肩の力を抜き、肚を据え、地に足を着けて…」のような意味になります。
 上半身はリラックスしていて、下半身はどっしりしているということなんですね。

(二)
 僕たちの体は、勿論、固体なんですが、6割から7割は水分なんですよね。
 ですから、気功をして体を緩めていくと、体が液体で出来ているような軟らかさを持って来ます。
 液体は重い方が下に沈んで行きますよね。
 ですから、最初は上が液体、下が固体のようになり、次に、上が軽い液体、下が重い液体になってきて、固体は足の下の方だけになり、やがて、上は気体、下は液体、固体は足の裏(床や地面)という感覚になって来るんですね。
 そんな体を自然体というんですよね。
 僕たちの住んでいる地球を見て下さい。
 空の下は、大半は海で、その下に陸があるんですね。
 僕たちが生きている陸地は海面に少しだけ顔を出しているだけで、陸地の下に海がある訳ではないですよね。
 上から、空気、海、陸地というのが自然の形で、僕たちの体もそんな風になっているのが最も自然なんですよね。

(三)
 固まった体を液体に作り替え、やがて空気との一体感になるほどに体内を〔ふぁんそん〕させ、体の重みを全て足の裏に落としていくという状態を作っていくのも、気功の大事な取り組みなんですよね。
 具体的に言いますと、
・ため息をつくように息を吐く。
・肩が首からぶら下がっているような感じで、力を抜いて肩を下に落とす。
・膝を緩めながら骨盤(臀部)を降ろす。
・体の重みを踵に落とす。
 つまり、息を吐きながら肩を下に沈め、骨盤を落として体重を踵に掛けていくんです。
 この技を身につけ、いつでも自然体になって暮らせるようになりましょう!


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