【よりわかりやすく、より早く】 | ふれあいと癒しの交響曲(名古屋/京都/気功/教室/講習/和気信一郎)

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気功の理論や教室のこと、日々のことなどを書いています

【よりわかりやすく、より早く】


 気功に限らず、鍼灸の場合もそうでしたが、僕は専門的な技を一般化、法則化することに取り組んで来ました。
 一般化するということは、低い段階で画一化することではありません。
 誰もが一定のレベルまで到達する為の道筋を明らかにすることなんですね。
 気功も鍼灸も、或いは僕の好きな舞なども、ある意味、専門的で特殊な技であり、それはその技を身につけた人だけのものなのかも知れません。
 しかし、そう捉えていては探究は出来ませんよね。
 一定のレベルまでは、そこに至るまでの道筋を研究史、法則化し、示していく必要があるんですね。
 専門的で特殊な技の段階を〔研究課程〕だとすれば、そこに至るまでの〔学習過程〕が要る訳で、その〔学習課程〕のカリキュラムを整理しようということに僕は取り組んで来た訳なんです。
 気功の技はそれぞれの人の肉体と感覚を用いる技なので、試験管の中で実験したり、数式を作って計算によって導き出したりすることは出来ません。
 例えば〔意守丹田〕という技があります。
 例えば〔意守丹田〕というのは、気持ちが丹田(下腹部の中)に向いていて、そこに気持ちを留めることによって丹田に気を集め、気が集まることによって丹田が温かくなる(丹田を温かくする)という技です。
 この〔意守丹田〕が出来るようになる為には、体性感覚を用いての体内を緩める技、緩んでいく体内を体感する技を中心とした幾つもの課題をクリアして来なければならないんですね。
 そして、其処に至るまでの技においても、一つ一つの技ごとに、どうすればそうなるのか、そうなるためには何が必要なのか等々と、言葉による理論化が必要になる訳です。
 特に、気功の技の殆どは体内感覚を対象とする技なので、その体内感覚を含めた技を言語化することが〔気功の一般化〕においては最も重要な課題になって来ます。
 そこに挑戦し続けてきたのが、僕の気功の学び方であり、探究法だったということなんですね。
 形を覚えるとか、闇雲に練習するのではなく、自らの体感を通して、よりわかりやすく、より早くそのレベルに到達するためにはどうすれば良いのかという工夫に取り組む姿勢が大切なんだろうと考えています。



ℹ4月14日《癒しと健康の集い/京都のお寺でリラックス&養生気功》
🎈日曜日の10時~15時(
🎈京都・洛西・妙心寺内〔大心院〕
🎈参加費→1日3000円
お問い合わせはSメールで→09019816957

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