
【実力をつける】
いま大相撲夏場所が開かれている。
他の個人競技、対戦競技にも共通するのだが、相撲を観ていると、実力、底力を付けなければ強くはなれない、上位には上がっていけないノがよくわかる。
大関になるためには、役力士(関脇、小結)で10勝以上を三場所続け、勝ち星の合計が33勝以上であること、横綱になるには二場所連続で優勝することが条件であるが、それは、その力士が大関としての実力、よこづなとしての実力を備えているかどうかをみる指標なのだろう。
実力と勝ちととは別の話だ。
かって貴乃花が口にしていたことばだが、「弱いから負けるんです」という言葉は真理なのだ。
寄ったり押したりして相手を土俵の外に寄り切ったり押し出したり出来ずに、はたき込んで勝つことも出来る。
しかし、そういう相撲でラクをして〔勝ちの味〕を覚えてしまうと、直ぐに逃げのはたきをしてしまうようになる。
それは、時には勝ちに繋がるだろうが、実力、底力として身についてはいかない。
とにかく寄り切る、おしたすという力を付けなければ実力にはならないのだ。
その点で、今場所の貴景勝と御嶽海は、(今のところだが)はたこうとせずに、寄り切ろう、押し出そうとしている。
その相撲が実力を付け、大関、横綱への道を切り開くのだ。
頑張れ!