穏やかな正月

それが

一変


あの時の記憶

私は奈良でそれをあった

1995年の大震災


あの時街を見て


2010年にそこで建築をして

傾いた家屋

ガラスが割れた家屋

それらがまだそこにはあった

あれからも色々偽装事件があって

よく言われる

『壊れてないやん』

『大震災経験して倒れてない家やし』

それは勝手な言い分で


家づくりをする者としてそれは言えない

言うならば

『耐震等級3で良かった』である


2016年の熊本は現地に入らせてもらった

長期優良住宅が倒壊していた

なぜか

それは色々と考えられる

あえて細かくは書きませんが

倒壊していないのもあるのです


100%の賛成はない

わかっている

100か0

そんなことは絶対ない

あるのならば

あんな不細工な家はなくなるハズだ(笑)



よく車と比較される

(何故かは知らんけど私もよく比較対象にする)


車の死亡事故は年々減っている

それが

こと家に関しては減っていかない

もちろん

古い家から壊れて

その古い家には誰も住んでいないと言う事もある

確実に古い建物は増えていく

人口が減っても新しい家は増える

その増える新しい家がちゃんとした耐震なのか

それとも2階建の特例なのか


壊れてないんだから。。。

それが命と引き換えに建てる物ですか


やり過ぎな事はない

命を守るその為に車は安全な装備が増えている

それを高いからオプションにする人はいない

何故か標準装備だからです

(色々と細かい偽装はありますが)

逆走にしろ老人の運転とかアクセルブレーキ間違いとか煽り運転とか。。。最後のは車とは関係ありませんね、乗ってる人のマナーですから


地震はいつ起こるかわからない

だから

万全に備える

それが私たちの家づくりです

共感しないかたはスルーして下さい


私たちのもそれにあわせるつもりはありませんので


中本建築設計事務所ファンズホーム

奈良県設計事務所




ファンズホーム