アレックス・ペレイラ キックボクシング試合動画 | 銀玉戦士のアトリエ

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一応UFC、MMA、海外キックを語るブログ。ゆるーく家庭菜園や食べ物エントリーもあります。

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いよいよ4月9日(日曜日・日本時間)に開催されるUFC287。

メインイベントは昨年11月にミドル級タイトルマッチを行い、イスラエル・アデサンヤを5RTKOで下し新王者に戴冠したアレックス・ペレイラが、今回は挑戦者から王者の立場としてアデサンヤとのダイレクトリマッチに挑みます。

 

⭐️前回の試合レビューはこちら🔜 https://ameblo.jp/fanroad-gindama/entry-12777058872.html ⭐️

 

 

ちなみに、WOWOWのUFC放送が3月に終了したため、今回のナンバリング大会からはU-NEXTで放送されます。

UFCファイトパスのプレミアムプランでも観られます。

 

ってなわけで、予想記事書こうかなと思っていましたが今回はUFCでのペレイラの試合しか観た事がない人のために、アレックス・ペレイラという選手の真のヤバさを知って貰おうと、彼がキックボクシング時代にGLORYで試合を行った時の動画を貼っておきました。

 

 

 

⚪️👑🇧🇷アレックス・ペレイラVSジェイソン・ウィルニス🇳🇱⚫️(1RKO・飛び膝蹴り)

 

 

⭐️試合動画🔜 https://youtu.be/-ZByDZSL73Q ⭐️

 

 

強烈なハイキックでダウンを奪ったペレイラ。

相手は完全に効いていて脳震盪を起こしている状態。

そこへペレイラがトドメの飛び膝蹴りでKO‼️

ミドル級の中でも体格が大きい恩恵か、試合開始早々の圧力も尋常じゃないですね。

 

 

 

⚪️🇧🇷アレックス・ペレイラVSアーテラル・バイラック🇹🇷⚫️(1RKO・左フック)

 

 

⭐️試合動画🔜 https://youtu.be/PTlcD-iDqvo ⭐️

 

 

相手をロープに追い詰めて左右フック、側面を意識させたところで今度は鋭いジャブをヒットさせるなど、次々と的確なコンビネーションを叩き込んで相手を追い詰めてゆくペレイラ。

ラウンド終了間際に左フックの一撃を叩き込み、終了と同時に相手は失神。

見事なブザービーターKO劇をやってのけました。

 

 

 

⚪️👑🇧🇷アレックス・ペレイラVSユスリ・ベルガウイ🇹🇳⚫️(1RKO・右フック)

 

 

⭐️試合動画🔜 https://youtu.be/MrO0EVmB4i4 ⭐️

 

 

ペレイラが右フックのカウンターを合わせて相手は失神‼️

狙い打つ‼️って感じでしっかり体重掛けてカウンターをヒットさせると同時に相手の意識が飛んで倒れ込むシーンが実に絵になります。カッコイイ😝‼️‼️‼️‼️

 

 

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

 

何処かで、「ペレイラは東洋武術っぽい身体操作をする選手だ」という意見を目にした事があるのですが、彼の試合を見ていると「圧力」と「脱力」という、相反する要素を上手く出力して使いこなしているように感じます。

 

圧力を掛けていってコンビネーションを叩き込んでいくファイトスタイルはまさしくオランダ式のダッチムエタイスタイルそのものですが、違うのはガチガチにガードを高く上げていない分、良い意味で脱力した状態で相手の動きが見えている状態となって、下半身と上半身を連動させたうねり動作からキレ味鋭いカウンターが打てているんだと思います。

 

 

https://youtu.be/fsdZgS-JZ1A

 

 

上の試合の左フックでのKOシーンはコナー・マクレガーっぽい感じがしますよね。

 

 

 

やっぱり、畑違いのMMAルールで戦っている以上仕方がない事ではありますが、UFC王者となった今のアレックス・ペレイラと言えども、キックボクシング時代の試合と比較するとまだ完全には吹っ切れていないという印象を受けます。

これはMMAルールでの実戦経験や組み技に対する自信が足りていないのが原因だと思いますが、ただ前回のタイトルマッチでアデサンヤ を下してUFC王者になった事で自信を付けたペレイラが、今回のリマッチで100%の打撃の能力を引き出せるようになっていったら、アデサンヤにとっては相当に脅威になりうる相手となるでしょう。

 

立ち技上がりのMMAファイターがキックボクシングルールのノリで、MMAルールにおいても何の迷いも無く思いっ切り打撃を放つ事が出来れば、自身の潜在能力をフルに発揮出来ると思います。

 

それは挑戦者の立場となったアデサンヤにも同じ事が言えます。

アデサンヤはペレイラとの前回の試合でも1R終了直前にダウンを奪っていましたし、3RにKOされたキックボクシングマッチの第2戦の時も、アデサンヤは2Rにダウンを奪っていて、KOされるまでは内容的にもほぼ互角ではありました。

ロバート・ウィテカーをKOした左フックのカウンターの一撃に代表されるように、アデサンヤも倒そうと思えばフィニッシュできる打撃を打てるわけです。

 

 

以前アップしたイスラエル・アデサンヤのキックボクシング試合動画集も貼っておきましょう。

 

⭐️🔜 https://ameblo.jp/fanroad-gindama/entry-12753225587.html?frm=theme ⭐️

 

 

前回のUFCタイトルマッチとなった第一戦を改めて観てみると、ペレイラもアデサンヤもまだまだこんなもんじゃないと思っています。

両者の潜在能力が100%引き出される、そんな激闘になる事を期待しています‼️