THE SECOND~漫才トーナメント 感想 | 思うままファン備忘録

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THE SECOND~漫才トーナメント~

4時間で生放送。見ました。感想。

 

 

 

の、前にまず。芸歴16年以上、ユニットNGの新たな賞レース。

 

16年以上の芸人さんの賞レースが新たにできたことに対しては、M-1グランプリができた経緯(諦める云々)を考えると反対する意見もあったり、芸人さんを心配したり、期待したり、応援したりといろいろだったみたい。私は芸歴16年未満も以上も好きな芸人さんがたくさんいるので、16年以上縛りの賞レースが新たに出来ると最初に知った時は「あの芸人さんも!この芸人さんも!出場されるかな!?応援するぞ~!!」って気持ちでした。けど、苦しむ芸人さんもいるんだろうなあとも思った。出場するかしないか、、から悩みそうだし、万が一スベッたら出場しなきゃ良かったなんてこともあり得そうだし。既に知名度がある芸人さんはそこのリスクはありそうだ。、、、だからこそ、出場する!ってSNSで宣言されてたり、予選に出られてたり、、それだけですっっごいことなのだ。そして実際に昨日のトーナメントまでコマを進めた芸人さんの凄さ。プラマイさんやトータルテンボスさん、ガクテンソクさん、楽しみにしてた流れ星さん等々、応援していたかたは惜しくも敗退されてたけど、実際に見に行った人の感想をチラッと見たら「面白かったけど相手も面白くてハイレベルで」「接戦で」「どっちが進んでもおかしくなかった」みたいな意見ばかりで凄かったんだなあと思った。

 

さて本番。

 

 

■全体の感想

まず全体?の感想。他の賞レース(特にM-1)と比較する発想が一切なかったので、見ている時は他賞レースのことが頭にチラつくことはありませんでした。ところどころで芸人さんが涙しそうになっているところを見ると芸人さんの思いの強さを感じたので、観客(審査員)の方の明るさやステージ全体の明るさ(??)といい感じで相殺されてた気がする。

 

あとルールが思ったよりシッカリ。時間オーバーの減点もあったり、1VS1で勝ち上がっていくシステムは思ったより見やすかった!!相手が優勝候補同士(?)なんてことになると勿体ない感じはするけど、、、そういうのも運、、なのかな。。特に応援している2組がいたとして、そこの2組が最初に当たってたらファンの人は辛いだろうなあとか。でも運、、か。

 

ただ終わったあとのが長め。時間をたっぷり確保したからかな。時間が足らずにバタバタしちゃうよりはいいんだろうな、審査員の方も多いし何のトラブルがあるか分からないし(機材トラブルとかいろいろ)。けど時間もたっぷりあったこともあって、4時間生放送賞レースってだんだんと集中力が切れてきちゃったかんじがした。特に最後の優勝者発表の前は時間に余裕がある感じがすごかったな。。皆さんお疲れ様です。

 

審査員の方のお話はプレッシャーだな~!!と思った。でもM-1は毎年のように視聴者投票点いれろ!って意見があるみたいだし(私が見かける)、この賞レースは審査員の方が一般の方だから、視聴者投票入れろ!とM-1で言われてる人は今回の審査は文句なしになるのかな?余談だけど、接戦の結果だと、「誰か1人でもこっちに点を入れていたら結果が変わってたな」と見てて思うわけだけど、「こっちにすればよかった」と悩んで帰られた方もいそうだな~と思った。

 

あと決勝まで3回ネタは多く、、、ない?かな?私は2回で良かったけど8組を1VS1ですると3回になっちゃうから仕方ないのか。同じコンビのネタを3回、しかも1回6分って結構だよね!?!?最後の方はちょっとうつらうつらしてしまってたところもあった。(昨日バタバタしたから元々眠かったのもあるけど、、笑)

 

 

■漫才トーナメントの感想

 

※個人的感想

※敬称略

 

1.金属バットVSマシンガンズ

個人的に金属バットが面白かった。勝者はマシンガンズさんだった。マシンガンズさんの怒涛のネタ、すごいんだけど、芸歴が長いからこそ(?)のメタ発言、、というのかな、、あとから出てくる芸人さんの名前を出されていたり、そういうのが私の好みではないからそういうところがところどころ気になってしまった。票が凄かったから、好みの問題なんだな~。金属バットさん、漫才がシンプルに面白かった。「早口言葉言うてしもたがな~」とかは間違えて言ってしまったあとのアドリブ(?)なのかな。2人とも落ち着いて話されるから聞きやすいし、この2人だからこそのちょっと怖い(笑)ボケだったり、でもそれをツッコミを入れることでちゃんと面白いし、ポツリと言った言葉が面白かったり。敗退は残念、、!!ただM-1に出られなくなってすぐのコッチの決勝進出だから一番この中だと若手、、になる?どうなんだろう?トップバッターだったけどそんな感じも特にせず面白かった。だからこそ、第1試合で敗退してしまってそうかあ、、と思った。

 

2.スピードワゴンVS三四郎

知名度アリアリの2組のたたかい。個人的には、選ぶならスピードワゴンさんが好きだったなあ。勝者は三四郎さんだった。スピードワゴンさんの終盤の慣れた感じがすごかった。玄人感というか、プロ感というか。中盤→ラストにかけての感じがすごく好きだった。三四郎さんも面白かった。三四郎さんのネタから出る個人名がちょっとピンとこない時があって(佐久間さんは分かるけど、流れから一瞬ピン芸人の佐久間さんかと思って ン?ってなったり、、笑)ちょっとずつちょっとずつ聞き取りにくかったりン?と思うところがあったりして、面白かったんだけど選ぶとしたらスピードワゴンさんかな、、みたいな感想だった。でもどちらが勝ち進んでも文句ナシで面白かった。あと小宮さんやっぱりトークおもしろい。

 

3.ギャロップVSテンダラー

昔「$10」ってコンビ名で活動されてた時、「XXダラー」「XXXラー」って周りの芸人さんが呼ばれてて「じゅ、、ジュウドルって書いてあるのに、、芸人さんはなんて呼ばれてるの??なんて読み方なの、、?」って小さい頃の私は分からなかったっていう記憶がすごく残ってる、、、笑 今はカタカナでテンダラーさんになってるけど、「$10」ってコンビ名、読み方が分かったあとは斬新だな~って当時思ってた。、、というのはさておき、この2組も面白かった。どちらの組が勝ち進んでも、、という気持ちだった。ギャロップさんはM-1で面白くないハゲ方と言われてた記憶が凄くて、今回で名誉挽回って感じがすごかった。シンプルに面白かった。テンダラーさんも面白かった。ボケの数と勢いがすごい。芸歴が長い!!!笑 勝者はギャロップさんだった。2組とも面白かった、、、!

 

4.超新塾VS囲碁将棋

個人的にアイクさん好きで、どこかの番組で見た時に面白かったって印象が強い。というはなしはおいといて、、笑 今回のネタのたたかいは個人的に囲碁将棋さんが好きだった。勝者は囲碁将棋さんだった。超新塾さんは2本のネタを合体させて6分ネタにしたって感じで、途中で突然ぜんぜんちがうネタが始まって一瞬「おっ?」と思った。あと5人組・おひとりツッコミで、4人が「俺がいく!」って順番に出てくると思いきや順番も割とバラバラ(?)だったり立ち位置を突然変えたり(??)でなんとなく誰のどの発言を見てたらいいんだろう感が少しあった気がした(私は)。囲碁将棋さんは正統派って感じだった。そして面白かった!怒った感じのツッコミって「そこまでの熱量で怒るほどのことかな、、??」って思うことがあるけど(※他芸人さんで)、囲碁将棋さんのツッコミは(根建さんも文田さんもツッコミを入れられてたけど)納得感あるし面白かった。

 

 

準決勝へ。

 

5.三四郎VSマシンガンズ

マシンガンズさんの勝利。

 

6.囲碁将棋VSギャロップ

ギャロップさんの勝利。囲碁将棋さんも応援してたから悔しかったぁあ、、!!しかも同点!!これはめちゃくちゃ悔しい。。。結局3点を付けた審査員の方が多かったコンビが勝利ということで、1点が0人だったものの3点が2人分(だったかな)少なかったので囲碁将棋さんがここで敗退、ギャロップさんが決勝戦へ。納得だけど!納得だけどこれは悔しい。だけどギャロップさんも面白かった。しかも私はてっきり3本ともハゲネタでされるのかと思ってたから、2回目のネタでハゲネタじゃなかったことにまずちょっとビックリした。

 

決勝戦へ。

 

7.マシンガンズVSギャロップ

書こうか悩んだけど、感想として書かせていただくと、マシンガンズさんの3本目は漫才、、だったのかなって感想だった。芸歴が16年以上なだけあってあのスタイルができた、、というのはまあ、、分かるよ。点数を高く付けた審査員の中には「場数を踏んだ方にしかできないスタイルを見せつけた」という評価をされた方もいるんだろうなとも思った。でもかなり、、かなり漫才っぽいところが少なく感じた。「優勝させてくれ!!」というネタ中の発言も、長い芸歴の方の魂の叫びというと聞こえはいいけど、6分漫才ネタとして見ると私はよくわからなかった。人生かけて挑んでいるのは芸人さん全員だし。。。それに「この賞レースの優勝にふさわしいのが俺らだと思ったのに、あとふさわしいギャロップも残ってる」みたいな感じのことを言われてて(言い方違うかもしれないけどだいたいこういうニュアンスに聞こえた。”自分達とギャロップが優勝者にふさわしい感じで決勝残ってて、優勝したいけどどうなるかな”みたいな感じだったのかな)、その発言自体の言いたいことは分かるんだけど、既に知名度のある方とか人気ある方とかこの中では芸歴がまだ若い方に入る方にとってはやり辛いというか、肩身が狭くなっちゃう発言だなあとも思った。ギャロップさんはここにきて3本目のさらに違うネタだった。ずっとずっと話が続いてて、続いて続いて最後にドン!とツッコミ入れるところを持ってきてあとは回収(??)してネタ終わり。1本目、2本目、3本目ともに違う感じのネタが見れて面白かった。

 

 

ギャロップさん、優勝おめでとうございます!!!

 

途中で涙されてたところがあったけど、優勝の時は泣いてなかったですね(たぶん)。笑 

M-1のイメージから、名誉挽回、汚名返上!!!面白かった!!!

 

おめでとうございます!!!