メディタレーニアンの3週間のブロックも終わり、今週からアジアンですが、ブログでは続きです
北アフリカに続いてはスペイン、イタリアの南ヨーロッパ、
そしてフランス、ドイツ、オーストリア、スイス、ハンガリーのセントラルヨーロッパ、
それからイギリス連邦とかオランダとかをやり、
さらにロシア、スカンジナヴィアまでカバーしました。
数回に分けてレポします。
まずはスペイン。
毎回レクチャーの時にテイスティングトレイで
特徴的な食材を学びます。
これはオリーブオイルとシェリー酒、
バルサミコいろいろ。
産地や製法の違うものを味比べ。
これだけいろいろオイルだのビネガーだのを試すのは正直キツイ
ということで、一日目はタパスをいろいろ作ります。
シンプルで、シェリー酒に合う料理が多いのが特徴。
二日目はメインディッシュ。
パエリアは外せませんね!
各チーム違った種類のパエリアを作ります。
イカスミや、パスタを使ったパエリア、
代表的なバレンシア風にはウサギとシーフード、
Cured Porkがはいります。
手前のスープもスペインの代表的な魚とポテトのスープ。
強火で魚の骨からエキスを煮出すことで、
クリーミーな仕上がりになります。
スペインの次はイタリア。
イタリアも地方によってかなり特徴がありますが、
ざっと南部、中央部、北部の地域に分けます。
この日はチーズやまたしてもオリーブオイル、
牛の生ハムなどテイスティング。
オリーブオイルよりバターだとか、
肉料理も多く、牛や豚の他、ウサギやベニソン、
野鳥なども多いです。
それから豆料理も。
パスタは乾麺より生パスタが多いということで、
手打ちパスタも何種類か作ったり、
ポレンタにワイルドマッシュルームを合わせたものとか。
馴染みのある料理から、あまり日本では食べたことのないものまで、楽しいです。
南部はよりおなじみのものが多く
オリーブオイルや魚介類、野菜を多く使います。
肉魚より野菜やお豆が多くて、ヘルシーな感じ。
米より小麦文化ですが、パスタは乾麺中心です。
ピザは外のピザ窯を使って、
それぞれ余り食材でオリジナルを焼きました。
私はリコッタチーズにレーズン、松の実、レモンゼストのシチリア風。
仕上げにシチリアの海塩とオリーブオイルをふりかける香りの良いデザートピザです。
レフトオーバーの食材もかなり溜まるので、
チーズやシャルキュトリーは盛り合わせボードにしたり、
まかない的に即興の料理を作ったりと、
かなり自由度が高いです。
それも1年めとは違うところですね
あまりブログ更新が出来てませんが、