先日のファーマーズマーケットで、立派なセロリも株で買ってきました。
私はセロリ大好きなので、
葉っぱもわしわし生で食べられるのですが、
一束分となるとなかなかあります。
ふりかけや佃煮にしてもおいしいけれど、
かおちゃんとご飯もいいかもね~と言っていて思いついた(?)レシピ
たっぷりのセロリの葉っぱと人参をまるまる1本使った
美容にも健康にもおすすめのピラフです。
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株といっても、セロリの本体(?)の部分はちょっと細め。
でも葉っぱはわさわさ立派についてます。
今回はこの半分くらい葉っぱを使いました。
刻むと2つかみくらいかな?
お米1合に人参まるまる1本、すりおろしと刻んだのといれました。
玉ねぎと人参、ハムを炒めて、
お米も加えて炒めます。
ピラフですが、あっさりとオリーブオイルかグレープシードオイルで。
量も小さじ1なのでカロリーも控えめ。
あと、押し麦も入れてみました。
炒まったら白ワインと野菜ブイヨン(顆粒を溶いたもの)を入れて
レーズンも加えて炊きます。
ストウブでといきたいところですが、
小さいサイズはルクだったので、ルクで。
炒めてから炊飯器で炊いてもOKです。
火を止めたらたっぷりのセロリの葉っぱを入れて蒸らします。
最初から入れると色が悪くなるし、炊きあがってから混ぜると
ちょっと筋が気になるかなということで、
蒸らして少し火を通します。
炊きあがり~!
ふわわ~んと湯気が。。
セロリの香りと、いろんな野菜の甘い香り~。
ざっくり混ぜていただきます。
このピラフ、普通の食材しか使っていないけど
どこが薬膳?と思いますよね。
まず、お米というのは元気を出すのに大事な食材。
炭水化物ということで体を動かすエネルギーになるのはもちろんですが、
薬膳では補気の食材で、疲労回復やおなかが不調の時におすすめです。
性質も平性なので、どんな体質の方でも食べられます。
補気の食材はたくさん食べすぎると
今度は気のめぐりが悪くなるので、
利気の食材を合わせてとるといいのですが、
これがセロリなんです!
ストレスがたまると気のめぐりが悪くなり、
便秘や生理不順、胸がつまった感じなどの症状が表れます。
この理気の食材は玉ねぎ、ラッキョウ、セロリなどや
かんきつ類などの香りのものが多いです。
今回はお米で気を補充して、セロリや玉ねぎでめぐりをよくします。
ちなみにですが、今回使った大麦は同じ穀物でも補気ではなく、
清熱類といって、熱をとる食材。
なので冷えが強いときにはおすすめできないのですが、
割合として少ないので、あまり気にしなくていいと思います。
夏に麦ごはんや麦茶は体を冷ましてくれるので
理にかなってるんですね。
さらに人参は養血類といって血を補充するので
生理の時や妊婦さん、貧血気味の方におすすめ。
血を補うことで血行もよくなり、冷えの改善にもつながります。
養血の食材を使うときは補気の食材を一緒に使うと
体の中のバランスがとりやすいので、ここでお米に戻ってきます。
今回使ったレーズンもちなみに養血類です。
と、長くなりましたが、
今回のピラフがおすすめなのが
冷え性や貧血気味の女性。
生理中の方です。
またなんとなくだるい、顔色が悪いな~って時にも
元気が出るメニューです。
今日も長くなってしまいました。
今年中に薬膳で料理教室!というのが目標なので
コンパクトに伝える練習もしなければと反省。
めんどうなウンチクなしでも、このピラフ、とってもおいしくできました!
セロリが苦手な方にはつらいですが、
人参嫌いさんには人参臭さがまったくないので
おいしく食べてもらえると思います。
あ、今回使った器は岩井寿商店さん=オトヨメちゃんとこのお皿です。
しのぎのお茶碗も狙ってます。
器貯金もしなくちゃ~。