神戸に現存するキリシタン灯籠の中で、私が実際にこの目で確認した2つ目のキリシタン灯籠のご紹介です。

私が、確認できたキリシタン灯籠は、実家の近くで子供の頃、よく遊びに行った保久良山の麓にある、西光寺の境内にあります。



本来であれば、2つ目のキリシタン灯籠は自宅近くの転法輪寺の予定だったのですが、見つけることができなかったのです。

取り敢えず、キリシタン灯籠と関係の深いであろう高山右近さんが城主であった高槻城に行ってきました。



その間、神戸にあるキリシタン灯籠を探して、北野の「叶地蔵尊」が、実はお地蔵さまではなくて、キリシタン灯籠の傘から下の部分である、という記事を神戸新聞で見つけました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/odekake-plus/news/detail.shtml?news/odekake-plus/news/pickup/202009/13662831



実際に、行ってみると



外見は、立派なお地蔵さまの祠です。

私が、写真を撮っている間にも、通りがかりの方がお参りに寄られています。

地元民に愛される地元で有名名パワースポット!?!

一見した所、お地蔵さんの祠ですが実は中身はお地蔵様ではなくて「キリシタン灯籠」なのだそうです。詳しいことは冒頭のサイト記事をお読みください。

実は、この叶地蔵尊と呼ばれている、キリシタン灯籠は、この近くに住まれていたスコットランド人のご自宅で発見されたそうです。

このスコットランド人は、J.F.ミッチェルさんという方で、幕末には長崎にて造船の設計をされていたそうです。明治維新後に、来神され洋館の設計などされていたそうです。キリシタン灯籠は長崎から船に乗って神戸に辿りついたのかも知れませんね。