中国の海外記者クラブの女性報道官であった「华(=華)春莹」さんをご存知でしょうか?


河野前外相が中国訪問時に「二人揃って自撮り」したことで、有名になった方です。

华春莹は、その後昇進して外務省外務次官となりましたので、以前の様な海外記者クラブでの記者会見には、登場しなくなっていました。

所が、ウクライナ侵入が始まった途端に华春莹さんが、再び外国人記者クラブの記者会見に「約5ヶ月ぶりに登場」してきたのです。

そうなのです。実は、中国とウクライナは非常に大切な関係なのです。今年の1月には、中国の習主席がウクライナのゼレンスキー大統領に電話して「国交正常化30周年」を祝いあったのです。

現在、ウクライナとも連絡を取り合い状況確認が行われて、いるようです。2月25日11時52分(中国時間)の新华社発のニュースでは、「ウクライナ大統領の講話によると、今回のロシアの侵攻によるウクライナ人の死者は137名、負傷者が316名」だそうです。当初、中国は「ウクライナ侵攻」では無い、といった手前「ウクライナに住む中国人は退避しない」と海外諸国に大騒ぎすることは無いと、と言っていたのですが、昨日のロシアによるウクライナへの砲撃を受けて「駐ウクライナの中国大使館」が在留中国人のウクライナからの撤退を準備しています。車で国外に脱出する場合には「(目立つところに)中国国旗」を貼る様に指示が流されています。

実は、日本の「テレビニュース」よりも中国ニュースの方が「正確で素早い情報を得ることが可能になるのです」