外務省は22日、北京市内で在中国日本大使館員が中国当局に、一時拘束されたと発表した。
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https://www.jiji.com/sp/article?k=2022022201212&g=pol

同時に、中国北京でも垂秀夫駐中国大使が中国の外務次官補に抗議した事を明らかにした。

中国で、日本の「外交官が拘束された」のは今回で2度目。

前回は、20年前の2002年です。この時は、防衛駐在官が13時間に渡り拘束されたが、今回は数時間だったようです。

前回の、2002年といえば「日中国交正常化30周年」であり、そして今回は「日中国交正常化50周年」という節目の年なのです。

何故、中国は節目となる大事な年に、日本の「外交官を拘束する」という国際的にも暴挙に出るのか?

或いは、中国側から見れば「節目の大事な年」に北京在住の外交官がコソコソとスパイ行為をするのか! という構図ではないか、と思うのです。

2002年当時の日本の「首相」は中国に厳しかった、且つ内閣総理大臣在任中も「靖国神社参拝」をされていた小泉首相でした。




但し、中国嫌いで知られる小泉元首相ですが「日中国交正常化30周年」の前年には、東京の国立博物館で「中国国宝展」を開催したり、2001年10月そして2002年4月と半年の間に、2度も中国を訪問されています。小泉元首相の「靖国神社へ参拝するが、節目の時期には短期間に2度も中国を訪れる」という姿勢が中国人民には「結構、人気がある」事は日本人に知られていないのが残念です。

又、現在駐中国大使の垂秀夫氏も中国で拘束される可能性が出てきたので、赴任先の北京から日本へ逃げ帰った経験のある方です。その辺りの詳細にご興味をお持ちの方は、下記のサイトを参照願います。
(中国大陸或いは台湾で人脈づくりを考えておられる方にも参考になると思います)