「かまどの神」
中国では「灶王爷 」と呼び
沖縄では「ヒヌカン」
関西では「三宝荒神様」
と呼んでいるそうです。

「 灶王爷 」の “ 灶 ”は中国語の簡体語です。繁体語で書くと “竈=かまど”なのです。“爷” は “爺=じじい”です。「かまどの王じいさん」ですね。“ 灶 ”は、文字通りのかまど=土と火の神なのです。

一方、沖縄の「ヒヌカン」は火の神であるが、火そのものを離れて、かまどや一家の繁栄、家庭の冠婚葬まで一切を守護するものと捉えられている。


関西の「三宝荒神様」は、元来仏教を守る神様であり「近世以降」にかまどの神、となったそうです。

(ウイキペディアよりの引用)





中国のかまど

中国の「かまどの神様」は旧暦の12月24日(北京などの北方では23日)に天に上ります。一家の良い点、悪い点をかまどの後ろから、1年間見て来た事を天の神様へ報告するのです。一家の主は、悪い事を天の神様に報告されると困りますので、「かまどの神様」へ、ご馳走をお供えしたり、紙で作ったお金を燃やして捧げるのです。




燃やすお金は沖縄では「ウチカビ」と呼んでいるそうです。燃えて煙となって、天に届くそうです。