「かまどの神」
中国では「灶王爷 」と呼び
沖縄では「ヒヌカン」
関西では「三宝荒神様」
と呼んでいるそうです。
中国では「灶王爷 」と呼び
沖縄では「ヒヌカン」
関西では「三宝荒神様」
と呼んでいるそうです。
「 灶王爷 」の “ 灶 ”は中国語の簡体語です。繁体語で書くと “竈=かまど”なのです。“爷” は “爺=じじい”です。「かまどの王じいさん」ですね。“ 灶 ”は、文字通りのかまど=土と火の神なのです。
一方、沖縄の「ヒヌカン」は火の神であるが、火そのものを離れて、かまどや一家の繁栄、家庭の冠婚葬まで一切を守護するものと捉えられている。
関西の「三宝荒神様」は、元来仏教を守る神様であり「近世以降」にかまどの神、となったそうです。
燃やすお金は沖縄では「ウチカビ」と呼んでいるそうです。燃えて煙となって、天に届くそうです。