https://moviewalker.jp/news/article/1030134/




フランシス·マクドーマンドは、アメリカの女優でこれまでに、アカデミー賞·エミー賞·トニー賞を受賞し演劇の三冠王を達成。

「漂流する高齢者たち」(ノマドランド)で自身が3度目となるアカデミー主演女優賞を獲得した。

ノマドランドの原作の上映権を手に入れて、

サウスダコタ州のインディアン居住区を舞台にしたラコタ族のカーボーイの物語である2017年の代表作「ザ·ライダー」ドキュメンタリーとフィクションをミックスしたハイブリッド映画製作手法を創り上げて来た、クロエ·ジャオ監督に惚れ込み彼女に監督を依頼する。


63歳になるマクドーマンド。彼女はメイクアップも髪の毛を染める事をやめているそうです。






数年前に「スリー・ビルボード」でアカデミー賞を受賞した時もノーメイクだったマクドーマンドを取材する「Vogue」


 ジャオ監督が「ザ·ライダー」で創り上げた新しい西部劇。

男たちは過去も未来もなく現在だけを生きているように見える。彼らは完全な大人として現れ、やがていなくなる。

だけど、ファーン(ノマドランドの主人公) はそうじゃない。それは女性だからであり、彼女は多くのものを抱えている。自分の車にたくさん思い出を詰め込んでいる。女は、どこからともなく現われたりはしないのよ。




コロナ禍での演劇のあり方についても
彼女はこう言う

ギリシャ人は知っていた。大切なのは、みんなが一同にかいすることだと。

マクドーマンド曰く、古代ギリシャの劇場の一部には病気だったり、死にかけている人々の為の専用スペースが設けられていた、のだとか。

私達は、何らかの形で生と死に向き合わざるをえなくなっている

と彼女は言う。
【以上、引用終わり】

人生50年、下天のうちをくらぶれば夢幻(ゆめまぼろし)の如くなり

幸若舞「敦盛」