アジサイの装飾花の真ん中で、小さな本物の花が咲いてることに、
昨日初めて気が付きました~!
一般に花として見ている部分は、
実際には「ガク」が大きく開いて色付いた「装飾花」であることは知ってましたが、
その真ん中にある白い豆粒が、本物の花本体の蕾だったんですね~。
ネットの園芸書などには、「装飾花の雌しべ・雄しべは退化している」 と書かれていましたが、
家の紫陽花の装飾花の真ん中には、普通の両性花が咲いてます。
白い花びらが5枚、二股にに分かれた雌しべが1本、雄しべが10本の構成で、
小さくて可愛~い花です。
【アジサイ(紫陽花)】の装飾花の真ん中で咲く両性花 2015年6月13日 自宅にて

先日、鉄砲百合と一緒に紹介した、玄関先にある一株の紫陽花です。

開いてから1~2週間ほど経った花序。
大きな装飾花の下(奥)の方で、
花柄の枝分かれ部分で咲いてる、小さな両性花が見えます。

装飾花(ガク)の真ん中で待機中の、両性花(花本体)の蕾。

丸っこい蕾には、5枚の花びらが開く時の割れ目が見えます。

白い蕾が、

日が経つに連れて、青み掛かって来ます。
あれっ、この蕾は割れ目が4本だ。

開いたばかりの両性花。 あっ、花びらが4枚しかない。 未熟の花?

普通に咲いた両性花は、花びらが5枚。

星形に開いた両性花の白い花びらには、
薄っすら青み掛かった斑模様があります。

装飾花の下の方では、大きなガクを持たない両性花がちらほら咲いてます。

開き始めた花序を良く見たら、装飾花の合間に、裸状態の両性花の蕾がありました。

装飾花たちに覆い隠されて、ひっそりと咲いてる両性花。

こんな中途半端な花も有りました。(写真右下)

他の装飾花よりも、小さ~なガクを開いてる装飾花。
でも真ん中では、両性花がちゃんと咲いてます。

紫陽花の花には、変わり者が居るんですね~。
ではまた。