久しぶりに映画館で映画を観てのレビューです。
『チェンソーマン』に関しては、原作を愛読していて、あまり評判がよくなかったアニメも結構楽しんで観れていました。
映画館まで行くのも足労なので配信待ちと思っていましたが、かなり評判がいいみたいで我慢できず船旅で映画館まで足を運びました。
結果としては大満足です。
Blu-ray出たら絶対買います。
テレビ放映された分のアニメBlu-rayも買おうか迷ってきてます。
チェンソーマンのアニメは僕にとってどストライクですね。
この映画化された部分の結末ってさらっと流されていたような気がするですけど、こんなに心にくる展開だったかなと思いました。
それも直接的な表現の台詞はほとんどなくて、キャラクターの行動や仕草、遠回しな言い方で伝わるんですからね。
僕のような鈍い人間でも。
原作そのままなら原作者の手柄だし、アニメで付け足された表現ならアニメ制作陣の手柄です。
ラストシーンは泣きました。
痛くて切なくてメンタルやられました。
多分、明日からあのエンディング・テーマを聴いたら泣きます 笑
バトルシーンもすごかったですね。
半径何kmの範囲で戦ってたんだってくらいキャラが動いてました。
敵が爆弾の使い手だけあって派手な爆発の連続で興奮しましたね。
チェーンソー、爆弾、サメ、それぞれの能力を持つ悪魔が独特のアクションで気味悪くもありながら魅了されてしまいました。
血や内臓が吹き出す表現で敬遠されがちですけど、この迫力は皆に味わってほしいですね。
できれば映画館で!
少し不満を言えば、悪魔になった後になぜ下半身裸かショーツだけだったんでしょうか?
確か原作もそうでしたけど、普通に色気成分は抜いたコスチュームでよかったと思います。
色気成分は前半のプールのシーンで十分です。
思春期の男の妄想を具現化したいいシチュエーションでしたね。
いつの間にかショーツはいていたのも気になったし。
何かの表現だったんでしょうか?
僕はそこがよく分からなくて気になってしまいました。
それと最後の喫茶店に入ってくるキャラも別の人がよかった。
僕はもちろんあの人がよくて、また主人公を惑わせるような言葉をかけて欲しかったです。
原作はどうだったかな?
まぁあとは、オープニングテーマはあんだけ躍動的な曲なのでオープニングアニメも派手にしてよかったと思います。
なんか日常系アニメかってくらいほのぼのしてたので、ちょっと物足りなく感じてしまいました。
この映画のBlu-rayを買って家で観て、「Blu-ray買ってよかった」と思えるかは疑問です。
あんなに映画館で楽しんだのに、家で観ると「あれ、こんなもんだっけ?」ってなった作品が結構あるので。
やっぱり映画館って偉大なんだなと思います。
とにかく、これから先もアニメ化していくことを楽しみにしておきます。