
日曜日の夕刻、
某男性… 先日もちょっと書きましたが……
T.ビバリーヒルズとしておきましょうか
その人の依頼で、トレーディングカードのデザインをしていました。 最近は、毎日のように携帯とメールで連絡があります。 そのうち、デートする予定です……
この人と知り合ったのは、翻訳のアルバイトで、一ヶ月半ほど前でした。 「日英、英日の翻訳をします」、とCraigslist という、アメリカでは結構知られた掲示板にポストしておくと返事がありました。 なんだか最初からぶっきらぼうな調子で、電話で話した時も怒っているのかのような、ちょっとこわもてな声の調子でした。
多分この人はアジア系、インド系かな? と思いつつ、約束のスターバックスに出かけました。
やってきたのは……声の調子で予想していたのとは違う、まったくのホワイトのお兄さん(?)かおじさん。 白のTシャツ、ジーンズ、髪は肩まで伸びていて、サングラスをかけてました。 ここはLAですから、多分何かのギョウカイ人間だな……と感じました。
私は意表を付かれたと言いますか……。 インド系の人のしゃべり方は、結構こわもての、一見怒っているかのように聞こえるのですが、この人はまったくのホワイト。
ホワイトの人間が、カリカリしゃべると言うことは……
このお兄さん、何かで怒っているんだ

と、ちょっぴりビビリました。
あにはからんや、早速ビジネストークに入ると、やっぱり彼は怒っていました。 仕事は、彼の兄弟の日本人嫁の、不貞の証拠を突き止めること
……って感じでしたね。 とある文書にその証拠があるかもしれないので、日本語を英語に直して欲しい、ってことでした。 さっそく読んでみたけど……、 なるほど。 彼のお兄さんの勘は、ほぼ当たっていたようなのです。
LAに来て、男の人を捕まえて結婚できるような日本人はどうせ金持ちの娘だろう、と私には遠い世界のことなのですが
さすがにこういう事実を突きつけられると衝撃的でしたね……。 私のような、貧しくてただ働くしかない層の人間には、ちょっとまぶしいような世界でもありました。 ま、それはさておき、兄弟思いのそんな T. ビバリーヒルズ氏とは、そんなわけで知り合いました。 今までに知り合った男性と違うのは、LAに生まれ育ち、8人兄弟の一人で、闊達で明るく、ジョークを連発、いかにもギョーカイ人間ってところですね。
次に会うのが待ち遠しいところです。