この季節が来ましたヨっていう話。
さてさて、
世の中は10月ですね。
今年もいよいよ後半戦の真っ只中。
FANDAですが、
遂に、
旅ロケ番組の、
第2弾の、
予告が解禁になりました!!
今年は、
社長であり相方の、RYUHが、
『開運スポットを巡り、果たして運気は上がるのか』
という、検証番組になっております。
FANDAY!!! 3 予告編 ロケ番組第2弾です。
今回もふざけてきました!!
http://t.co/Atc4LEQYHf
ということで、
本編動画は鋭意作成中ですが、
まずは、
予告動画をお楽しみください!
『な、何故それを。。。』
『くどいなぁ。私は齢が100を越えていると、今しがた告げたはずだが。』
先程とはうって代わり、しゃがれ年老いた声が響いた。それが、より不気味さを感じさせる。
『一体どういうことなんだ。』
『話せば長くなる。まぁ、貴様らの正体も、実力はよく分かった。ここは休戦としておこう。その扉の奥に、私の部屋がある。そこで話す。今の私では、よくて相討ちだろう。ならば、カインの息子が何故にここへ来たかを確かめるのも悪くはない。昔ほど、私も血の気は多くない。』
『いや、僕はその言葉を信用しないぞ。何か、おかしなことを起こす気かもしれない。』
『くくく。よい心掛けだな。しかしだ、貴様は聞かねばならんだろう。アクアについて。』
『くっ、、、分かった。だが、もし何か企みがあるなら、容赦はしない。』
『好きにするがいい。』
そう言うと、タートスは消えた。同時に、後ろの扉が重い音とともに開いた。
『さぁ、入れ。』
『何だ何だ、いつの間に移動したんだよ、アイツっちは、、、』
『リッド、ゴレム、油断しないようにしよう。かなり危ない人物だ、彼は。』
『分かった。』『ふぁいよ。』
タートスの部屋に入ると、無数の本が棚にぎっしりと並べられていた。
どれも、アクアを冠するものばかりだ。
少なくとも、彼がアクアについて僕の知らないことを知っているの確かなようだ。
かなり時代を感じる調度品は、当初彼への疑念を深めたが、それは違うと分かった。
何故ならば、その中には若い頃と思われるバーハルトに抱かれたタートスの写真があったのだ。
『バーハルト様を知っているのか。』
『ん、ああ、それか。バーハルトは、私が唯一信頼をおいた妖精だ。彼だけは、そうだな、今でも尊敬の念を抱いている。もちろん、妖精だからな、相容れぬ存在であり、忌み嫌う敵ではある、が。』
『僕はバーハルト様に師事していた。だが、一度もタートスなどという名を聞いたことはない。』
『無理もない。私はな、世間的には死んだことになっているのだ。』
『くどいなぁ。私は齢が100を越えていると、今しがた告げたはずだが。』
先程とはうって代わり、しゃがれ年老いた声が響いた。それが、より不気味さを感じさせる。
『一体どういうことなんだ。』
『話せば長くなる。まぁ、貴様らの正体も、実力はよく分かった。ここは休戦としておこう。その扉の奥に、私の部屋がある。そこで話す。今の私では、よくて相討ちだろう。ならば、カインの息子が何故にここへ来たかを確かめるのも悪くはない。昔ほど、私も血の気は多くない。』
『いや、僕はその言葉を信用しないぞ。何か、おかしなことを起こす気かもしれない。』
『くくく。よい心掛けだな。しかしだ、貴様は聞かねばならんだろう。アクアについて。』
『くっ、、、分かった。だが、もし何か企みがあるなら、容赦はしない。』
『好きにするがいい。』
そう言うと、タートスは消えた。同時に、後ろの扉が重い音とともに開いた。
『さぁ、入れ。』
『何だ何だ、いつの間に移動したんだよ、アイツっちは、、、』
『リッド、ゴレム、油断しないようにしよう。かなり危ない人物だ、彼は。』
『分かった。』『ふぁいよ。』
タートスの部屋に入ると、無数の本が棚にぎっしりと並べられていた。
どれも、アクアを冠するものばかりだ。
少なくとも、彼がアクアについて僕の知らないことを知っているの確かなようだ。
かなり時代を感じる調度品は、当初彼への疑念を深めたが、それは違うと分かった。
何故ならば、その中には若い頃と思われるバーハルトに抱かれたタートスの写真があったのだ。
『バーハルト様を知っているのか。』
『ん、ああ、それか。バーハルトは、私が唯一信頼をおいた妖精だ。彼だけは、そうだな、今でも尊敬の念を抱いている。もちろん、妖精だからな、相容れぬ存在であり、忌み嫌う敵ではある、が。』
『僕はバーハルト様に師事していた。だが、一度もタートスなどという名を聞いたことはない。』
『無理もない。私はな、世間的には死んだことになっているのだ。』
やってくれたぜっていう話!
浦賀和宏さんの『彼女は存在しない』
を、読みました。
ある日、彼氏と待ち合わせをしている横浜駅で声をかけてきたのは、由子と名乗る女性だった。『あなた、もしかして亜矢子さんではないですか。』聞き覚えのない名前、人違いだと言っても、納得のいかない顔を浮かべる彼女に興味を抱いた香奈子。
行動を共にする内に、次第に明らかになる不可解な言動、掴み所のない素性。由子が突然姿を消したその夜、彼が殺された。彼女と共に消えたナイフ、疑惑は募り、香奈子は解明へと乗り出す。
果たして殺人事件の犯人とは。大どんでん返しの先に待つ、真実とは一体。。。
これは、久しぶりにやられた。
噂以上の衝撃度だ。。。
叙述トリックを用いたミステリ作品は、
折原一さんを代表に、
かなり読んできたつもりだったのに。
題材としては、
多重人格という、
どちらかと言えば古典的なものを、
扱ってはいる。
しかしながら、
度重なるミスリードや伏線は、
読者を確信的に導く。
偽りなき誤った出口へ。
騙されまいと、
俯瞰して捉えていたつもりだった、
その足場が、
ラストで脆くも崩れ去る。
核心があっという間に消え去るのだ。
頭に浮かぶクエスチョンマークの嵐。
そう、この物語は、
始まった瞬間から、もう既に、
誤った出口に向かうのである。
事態を把握するのに、
自分の身に何が起きたのかを、
知覚するのに、
こんなにも時間がかるとは。
本当に、
実に見事なまでの、
ミスディレクション。
これを読まずして、
叙述トリックを語ることはできない。
使い古された題材を、
ここまでの物語に練り上げるとは。
騙された悔しさと、
騙された気持ちよさと、
騙し切ってくれたことへの敬意で、
まさに脱帽、拍手喝采である。
眺めているようでいて、
実は盲目になってしまう。
対象に近づきすぎるあまり、
逆に、全貌がぼやけてしまう。
嫌がおうにも渦に引きずり込まれる。
思考の向かう先に待つ何枚もの扉。
それぞれを開けていくと、
一つの場所に向かう。
しかし、
実はそのことこそが、
先入観になる。
今までの読書によって、
蓄えられた知識や、習慣などが、
むしろ罠になるような。
そんな、仕掛けが施された、
実に素晴らしい一冊だ。
浦賀和宏さんの『彼女は存在しない』
を、読みました。
ある日、彼氏と待ち合わせをしている横浜駅で声をかけてきたのは、由子と名乗る女性だった。『あなた、もしかして亜矢子さんではないですか。』聞き覚えのない名前、人違いだと言っても、納得のいかない顔を浮かべる彼女に興味を抱いた香奈子。
行動を共にする内に、次第に明らかになる不可解な言動、掴み所のない素性。由子が突然姿を消したその夜、彼が殺された。彼女と共に消えたナイフ、疑惑は募り、香奈子は解明へと乗り出す。
果たして殺人事件の犯人とは。大どんでん返しの先に待つ、真実とは一体。。。
これは、久しぶりにやられた。
噂以上の衝撃度だ。。。
叙述トリックを用いたミステリ作品は、
折原一さんを代表に、
かなり読んできたつもりだったのに。
題材としては、
多重人格という、
どちらかと言えば古典的なものを、
扱ってはいる。
しかしながら、
度重なるミスリードや伏線は、
読者を確信的に導く。
偽りなき誤った出口へ。
騙されまいと、
俯瞰して捉えていたつもりだった、
その足場が、
ラストで脆くも崩れ去る。
核心があっという間に消え去るのだ。
頭に浮かぶクエスチョンマークの嵐。
そう、この物語は、
始まった瞬間から、もう既に、
誤った出口に向かうのである。
事態を把握するのに、
自分の身に何が起きたのかを、
知覚するのに、
こんなにも時間がかるとは。
本当に、
実に見事なまでの、
ミスディレクション。
これを読まずして、
叙述トリックを語ることはできない。
使い古された題材を、
ここまでの物語に練り上げるとは。
騙された悔しさと、
騙された気持ちよさと、
騙し切ってくれたことへの敬意で、
まさに脱帽、拍手喝采である。
眺めているようでいて、
実は盲目になってしまう。
対象に近づきすぎるあまり、
逆に、全貌がぼやけてしまう。
嫌がおうにも渦に引きずり込まれる。
思考の向かう先に待つ何枚もの扉。
それぞれを開けていくと、
一つの場所に向かう。
しかし、
実はそのことこそが、
先入観になる。
今までの読書によって、
蓄えられた知識や、習慣などが、
むしろ罠になるような。
そんな、仕掛けが施された、
実に素晴らしい一冊だ。