どの作品にしてもだねっていう話。
宮城県に旅行しました。
石ノ森萬画館に行きました。
思えば、まともに石ノ森さんの世界観に触れる機会はなかった。
だから、初めてといってもいい。
とにかく009が素晴らしい!!
まず、キャラデザの豊富さに目を奪われてしまった。
個性豊かな、人目で分かる、区別がつくデザインで、驚いた。
しかも、ちゃんと誰が作者なのかも伝わる。
あと、カラーの配色が良い!!
ファンタジーの世界と、融合するようなカラーリングで、しかもお洒落♪
現実と虚構の境界線。
題材として、人間を突き詰めたいという姿勢が如実なところも、特色だ。
仮面ライダー、キカイダー、009、全てにおいて、人間と何かを対比させている。
そして、主人公自身が、それそのものであり、悩み葛藤する。
勧善懲悪でありながら、正義の味方がある意味での矛盾や弱さを抱えているところは、なるほど、大人がハマるわけだ。
題材に対して、
デフォルメされたキャラデザや、ファンタジーなカラーリングは、とても複雑に絡み合いながらも、あくまでも娯楽の要素を含み、逸脱しかかる思考を止めてくれる。
読めば読むほど深くなりつつも、楽しさや、一種の軽さを忘れない。
とてもセンスを感じた。
マンガというものは、時に作品、アートとも呼ばれ、半ば同一視されるが、
作者の確固たる線引き、主張をマンガという媒体を通じて行うことへの矜持のようなものを感じた。
崩していくべきところ、突き詰めたいこと、言いたいこと、やりたいこと。。。
石ノ森さんは、漫画家として名を馳せているものの、その取り組みに対するスタンスは、デザイナーのように感じた。
そして、
そんなところに、
感銘と刺激を、
大いに受けたのだった。
