ハサミ男 | 楽々主義

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徒然なる日々

こりゃ驚かされたっていう話☆

殊能将之さんの『ハサミ男』
を読んでみた。

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てるという猟奇的殺人事件が起きた。
犯人は「ハサミ男」と呼ばれ、時代の寵児となっていた。
三番目の犠牲者を決め、綿密な計画を立てていた矢先、
自分の手口を真似て殺されたターゲットの死体に出くわす。。。
一体誰が、何の目的で!?
ハサミ男は、便乗犯を探し出すために調査に乗り出した。

何と何と!!!

これはしてやられたな(>o<)

完全に騙されました!!

実に巧みな構成で、
謎を謎で包み込み、
幾重にも積み重なっている。

伏線によるミスリード。
ある種見え見えな部分が、
囮となり、餌となる。

叙述トリックも相まって、
“木を隠すなら森に”
なっているんだな。

殺人者が、探偵。
この設定の奇抜さも良い☆

また、
事件の解決=物語の終幕ではナイ
というところなんかも、
読者をくすぐる演出だ♪

どんでん返しというか、
事件とは別の“真実”が、
驚愕でした。

パニックに陥ったもん!!笑
「え、何?どうなってるの??」
って。

叙述トリックと謎の多重構造。
それらが醸し出す、カオス。

何と精緻な物語なんだ!!
一度で二度オイシい。
読み返したくなること請け合い。

これは面白いぜ♪♪