8の殺人 | 楽々主義

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徒然なる日々

個性的だなっていう話☆

我孫子武丸さんの『8の殺人』
を読みました。

8の字形の屋敷、その奇怪な場所で起きた、不可解極まる殺人事件。
容疑者は明らかだが、刑事の勘が警鐘を鳴らす。
別角度から捜査を試みる、速水警部補と推理オタクの弟と妹。
不穏な影を掴みかけたところに飛び込んだ、第二の殺人事件。
二転三転する真相、闇の中に消えた犯人。
消えた凶器と、密室の謎。
島田荘司推薦の本格ミステリー。

なるほど。

新本格の雄、我孫子武丸さんにトライしてみたが、
コミカルさと、裏打ちされた論理的な内容に満足(^o^)

綾辻さんや歌野さんにはナイ、
ある種の“俗さ”を持った、
登場人物が多い気がするね!!

周りにいそう、
って身近な雰囲気というか、
事件と日常ってのが、
あまり結び付かない感じ。

まぁ、これは、
事件の渦中に探偵がイナイことが、
その大きなところかもしれない。

かと言って、
単純な安楽椅子でもなく、
いわば、
ワトソンだけ中に入っている状態。

トリッキーな設定は、
館シリーズに通ずるところがありつつ、
どんでん返しのお約束も忘れない、周到なプロットだ。

この厚さのわりに、
内容が濃いのも、
テクニックの最たるところ♪

読みやすさというか、
ある種のコンパクトさが、
今の忙しい生活リズムには助かるな~!!!!(≧▽≦)