白い家の殺人 | 楽々主義

楽々主義

徒然なる日々

逆転の発想かっていう話♪

歌野晶午さんの『白い家の殺人』を読みました。

冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢、静香が殺された。
天井から逆さ吊りにされ、両腕を縄で縛られた無惨な姿で。。。
狂気の密室殺人は、館を恐怖で包み
、第二の事件を引き起こす。
事件解決に挑む、信濃譲二と市之瀬徹だが、ついに第三の犠牲者が。
猪狩家に恨みを持つ容疑者をあぶり出し、事件は終わったかに見えたが、一冊の日記がとんでもないどんでん返しをもたらす。

複雑な話だった!!

いやはや、
エピローグがスゴいよね。

冒頭の何ページかが、
物語の一番のネックになるんだから(>。<)

相変わらずのミスリードの上手さと、二転三転する推理で、
気付かぬ内に、カオス世界へ引きずり込まれてしまうよ。。。

雪山の山荘が舞台、クローズドサークルですが、
単純なフーダニットでもハウダニットでもナイ!!

むしろ“何故”の部分。

これが、ホントに最後の最後まで明かされないんだけど、
“誰が”“どうやって”を、とても上手く描いているので、
さして気にせず、むしろ忘れて読み進めてしまうワケです。

そして、
ラストに爆弾が投下される。

しかもこの作品の“何故”というのは、殺した動機だけではナイのです!!

ある意味で、
むしろそこに感動した。

それは、密室に関係したことなんだけれども、詳しくは読んで頂きたい( ´艸`)

とにかく、
「あっと言わせる」
のが上手すぎる展開です。

“家シリーズ”
これは良いシリーズだ!!!!