「造影CTを撮りたくない理由は何ですか?」
好き勝手にマタ聞き情報で
バーッと喋っとるわと思ったら、
意外にも「質問」をしてくれた
が、しかし、
ここで「MRI撮影には違和感を感じませんでした。が、しかし、なぜか、説明がつかないほどに造影CTには違和感を感じたので撮りたくありませんでした。感覚的なモノです」と答えたところでサイエンス万歳分野の人には「は?」だろうと思い、アフォな嘘をついてみた
「(造影CTを)したことがないからです」
ふっ(失笑)
「したことが?ないから?受けたくない?」
(失笑)(失笑)(失笑)
どうでも思っとけ
そう思い、無言で医師の顔を黙って見つめた。
「手術の際に輸血が必要になったら輸血しますが、問題ないですか?」
ほー。
アナタ、今、私が輸血拒否する宗教を信仰している可能性を考えた?
「はい、問題ないです」
※ビバ空海の真言宗を祀るお家生まれです
「必要な検査は受けてください。
造影CTが嫌ならPET検査を受けてください」
※さっきのバーッが嘘みたいな冷静な口調
「ブドウ糖様の検査薬入れるヤツですかね?」
「うん」
「(造影CTとPET)どっちが、イイんですかね?」
「造影CTは造影剤入れて血管の腫れを見る。ガンに特化した検査ではない。PETはガン細胞を見つけるための検査」
「・・・・・(なるほど)」
※質問にはキチンと答えてくれる人なんだね、と思った
「せっかく(大学病院に)きたし、PET検査できる設備があるんやし、したらイイと思うケドねー」
「PETのほうがイイんですかね?」
「どっちでも(やや投げやりな物言い)」
は?
何?その「好きにしたら?」的扱い。
やっぱり、なんか…きぃっ
けっ
「PETのほうが精度が高いんですよね?」
※平常心を装い質問。
「うん」
あ、また、ちょっと、ツンとした。
そして、付け加えた。
「PETしたらいいと思うケドねー。
せっかくやし、検査できるんやし、全身を調べた方がいいと思うケドなー」
「……」
そして、黙っている私をチラッと
遠慮がちな目で見て、
やや目を伏せた。
そして、言った。
「(子宮が)原発巣かどうかを…」
「あ、原発巣と言うのは最初にできた病巣で…」
あぁぁぁー💦そういうことねー
あーーー💦そっか、そっか
最悪の場合
原発巣が他にあって、MRIにも映らない子宮のがんは実は転移だった…的な物語の可能性
あーーーー、そっか、そっか・・・
それは、考えてなかったわ
ステージ低め予想に
浮かれまくってたわ
あー、なんだかスイマセン
勝手に心で悪態ついて
ツンとしてる、だの、
突き放した言い方、だの、
思っちゃいましたが、
それこそ、私の主観、捉え方でした。
実は
色々と考えてくれていたんですね…
さすが、プロ!
ってか…
あなた、
もしや、ツンデレ系の
そっけない態度で
実は優しい
いい人?