キャバレエ ラ・ルージュ内
『Taro Shanghai Show3 ~上海太郎のめくるめくマイムの世界~』

場所:一心寺シアター倶楽

出演:上海太郎、室町瞳、磯子、村上和司、居丈高幸治、犬侍慈代、市原文太郎、森麗文、たかはたひろこ、太田貴子、奥田美樹、梅本幸希、星野真平、沼本司、鈴木克也、他

行ってきました!

どういう場所かよく分からずに行ったのですが、飲み食い自由(?)のライブハウスと小劇場が一緒になったようなハコでした。
前二列はテーブルつき、後ろからは長椅子っぽい感じ。
私が座った席は後ろから三列目、前が通路のセンター付近。

今回は、上海さん自身が演目に解説を加えていく形式。
演目は、過去にやったもの+新作。
出演者の半数は、(こういうマイムものに)初めて出る方だそうです。そとばこまちの役者さんとかもいました。

また、摩訶不思議な(?)資料なるものが座席にありますので、本番が始まっても手にしてた方が。解説(?)してくれます。

さて。

タイトル等自信がありませんがf^_^;思い付くままにコメントなんぞを。
今日ご覧になる方で、ネタバレ好まない方はご注意を。




#ストリップ

上海さんの妖しい視線はなぜあんなに色っぽくて笑えるのだ(笑)
着てる(っていうか脱ぐ?)服がブラウスっぽく見えたこの不思議。
…にしても、どんだけ胸が垂れてるのよ(笑)


#一泊二日グルメの旅

うーさんや犬侍さんなど数人登場。
探検隊のような恰好で、踊ったり、泳いだり、ジェットコースターやコザックダンス。
どゆことだっ?!と思ってたら…
トイレの水を流す音が…(笑)
最後まで頑張って張り付いてる犬侍さんとうーさんが可笑しかった(^^ゞ

あ、これは特に意味不明なので、資料参照↓
Image266.jpg



#マラソン

室町さんやうーさん達数人によるマイム。
追い抜き追い付かれの展開。
カーブを曲がる時、人間って重心を斜めにするもの。
それが何もないところで自然に出来てること、そして『追い抜かれる』のがすごい!
走ったまま後退してるわけですからねぇ。
…にしても、給水でお腹壊す人あり、酔っ払う人あり、子供おんぶして揚句授乳してる人あり、どんなマラソンよ!(笑)


#パドドゥ(バレエ海賊より)

上海さんによる一人バレエ。
相手がいるように見えるのがすごいよなぁ…(何を今更。)
必死にリフトとかしたり、爽やかに決めポーズ決めたり。
カテコの拍手には笑いました。


#プラトニックラブ

In土俵。
甘酸っぱいBGMにのせて(?)お相撲さん二人のなんともキモおもろい初々しい恋愛(意味不明。)が、神聖な土俵内で繰り広げられました(笑)
スローモーションで追いかけっこしたり、土俵の綱渡りをしたり、手をつないでクルクル回ったりするのはおやめください(笑)

実は、舞台上に沢山座布団があり、観ているお客さんを舞台にあげちゃう(客の役として)という試み。
私は行きませんでしたが、うっかり前に座ってたらうーさんに見つかって連れてかれたかも知れない(笑)

ここで、15分休憩。
オリジナルカクテル販売などあり。

#王選手の場外ホームラン

物理のことはよく解りませんが。
王選手はふってこないとおもいます(笑)


#西村亜矢子27才

室町さん、ステキすぎます(笑)
『の湖』役って!暗黒舞踏って!(すんごい顔(^-^;)

#うんこをふんだ

おっ!と思った私。
私が初めて観た『Avant-garde』で中でも爆笑したネタ。
営業マンがうっかり踏んでしまったわけですね…(^-^;
で。

続いて『ミュージカル編』。
いやったぁ~!
これ、もう一度観たかった♪(実は休憩中に、このシーンが脳裏に…笑))↓
ウエストサイドストーリーにのって(しかも音楽じゃなくて歌)軽快にアレを指指しその周りをグルグル回る上海さん(笑)
もう最高ですわ。
音楽やフレーズとマイムがピッタリ合いすぎてて(^-^;

ちなみに、ナンバーは「Gee,OfficerKrupke」(実はWSSのアルバムを持っている:笑)
そして、余談。

佐渡裕さんという有名な指揮者がおりますが(私も何枚かアルバム持ってます)、この方がバーンスタインの著作権を管理してるらしく。

これを知った佐渡さんは「うーむ・・・。面白いから許す」と(笑)

#私の社交術

いい大人な男、上海さん。
恩師(うーさん)とバッタリ。
『お久しぶりです』『ん?あ~君か!立派になって』なんて声が聞こえそう。握手をし、深々お辞儀。
野球ボール、コドモ。
拾った彼は、すぐにボールを返さずいじって遊んでいます。
『ほーれほれ』なんつって。
微笑ましいと思いきや。
そのボールを遠くに投げちまいました(笑)
揚句にかかってきたコドモを突き飛ばしてた(^-^;
老人には親切に手をとり、荷物を持ってあげ。
チャラっとしたねーちゃんを見ればお尻を触り(おい。)、追い掛けて触ろうとしたらその手が向かいから来た警官の股間に(汗)。しかし、おちゃらけながらペコペコし、揚句にはすんごい笑顔で敬礼!
…を、繰り返す内にその回転が早くなり追い付かなくなった彼はつい老人を突き飛ばしてしまうのでした。

#ドレミファ・ブラザーズ

これはマイムではないのですが、一人一人がそれぞれ一つの音符に。(例:うーさんはファ担当、室町さんはソ担当)
それで、ドレミの歌やカエルの歌を歌うんですから、すごい!
(どんどんテンポが早くなり脱落する音符(?)がある中、残った音符は自分の音とテンポを守り続けるのでありました。)
あと人が増えてのパフォーマンスで、どうも一人身動きせず足を組んだままの男性が。(沼本さんでしたっけ?)

途中から気になりだして、『まさかこのままでは…』と思ったらそのままで、終わってもそのままで、そのまま上手袖に運ばれて(微妙に客席から見える)、上海さんの役者紹介中もそのままで、みんなはけて暗転してもそのままで、拍手続行でで再び上海さんが出て来てやっと『おいっ』て手をパン!と叩いても最初気付かずに身動きなくて可笑しかった(笑)


そんなわけで、やっぱり上海太郎さんのマイム、パフォーマンスは面白い!

特に、Avant-garde再演してくれないかしら。
しかも、東京でももっと見れたらいいんだけどなぁ。

…と、新幹線の中からこれを書いてる私なのでした。