2004.11.7（日）マチネ
主なキャスト：エンジニア･･･市村正親／クリス･･･井上芳雄／キム･･･新妻聖子／ジョン･･･岡幸二郎
トゥイ･･･戸井 勝海／エレン･･･ANZA／ジジ･･･高島みほ／タム･･･？
市村エンジニアは相変わらず説得力のあるエンジニアで、コネタもウケてたし、笑わせた直後にぐっと空気を引き戻すその表情、オーラはすごいな、と思いました。
それにしても、「このサイゴン7日とは持つまい～♪」と歌詞を変えたのは何故なんでしょう。
友人によると、この日だけではないようでしたので。（ちなみに、初演は「7日」でした。）
あと、もうひとつ友人に聞かれたこと。
「生き延びたけりゃ」でどんどんへそくりとかカバンに詰め込むのですが、「ミス・サイゴン」のティアラを市村エンジニアはカバンにしまってないか？ということ。
確かに、カバンに納めてました。ちなみに、さとしエンジニアはもとの箱に戻してます。
さすが、と言ってしまえばそれで感想が終わってしまいそうで怖いのですが（笑）さすが、でした。
ただ、全体を通してすごく気になったことがあります。
動きがちょっと鈍く感じました。「生き延びたけりゃ」でも、どっちかというと歩いてるような印象を受け、「アメドリ」でも緩やかというか軽く踊ってるような感じに観えてしまいまいました。
カーテンコールは相変わらずお茶目（笑）
井上クリス。
まだ声がきつそうでした。鼻声っぽい感じ。でも、皮肉にも低音が深く骨太に響いて聞こえるんです。
でも、やっぱりあの伸びやかな高音、聞きたいなあ。
ひっくり返るとかではないのですが、固く感じました。
ドリームランドではすごい勢いでベンチを蹴っていてびっくりしましたが、その分（？）「神よ何故？」でのベット蹴りは控えめでした^^;
「愛を売りに～」（キム）「ダメだ！」のシーンでは今日はキムを抱きしめてませんでした。その日によって（キャストによって？）違うのでしょうか。
私としては抱きしめる方が好きです。「行っちゃダメだ！」という気持ちが込められてると思うので。
しかーし、今日の井上クリスも熱さ若さ全開で、キムをお姫様だっこしたまま何度も回転し、ベットの上でも回転してました。
小ハプニング（？）があり、「ジョン聞いてくれ～」の電話のシーンでドックタグが外れてしまったらしく、歌いながらチェーンをポケットにしまうのが見えました。
その後も首にしてなかったので、そうだと思います。2幕には復活してました。
告白のシーンでは、やはり泣きそうになってしまいました。
新妻キム。
11月に入ってから3回目の観劇でした。感想書いてなくてすみません(-_-;)
いつ聞いても歌は安定してると思いますし、声量もあると思います。
でも、私には彼女独特のビブラートのかけ方がどうしても合わないみたいです。すみません。
今日は珍しくちょっとだけ声が疲れ気味の部分もありました。
「いえ、いらない、なにも」（神よ何故？の後。）が台詞のようになってたのが妙に印象に残ってます。（でもかえって可愛かった。）
「命をあげよう」など力強く歌うナンバーは必死さが伝わってきて、迫力もあったしよかったです。
私の好みとしては全体的に「キムを演じている」ではなく「キムとして必死に生きてる」感がほしいのですが、正直
その辺りが私には感じることが出来ないのが残念です。
岡ジョン。
今更なのですが（笑）ドリームランドで「あの娘をあげるよ～♪」って歌ってるんですね。
今井さんや石井さんは「おごるぜ～」と歌っていたと思います。（坂元さんは岡さんと一緒かな。）
相変わらず歌も上手い！そして（「蓮の花～」で）「あ”っっっ？！」は健在（笑）←結構好きです。
