1年3ヶ月親子通園のフォロー教室に通い

3年支援センターの単独通園に通い

9年小・中学校の情緒支援学級に通い

3年全日制公立高校に通い

3年制の専門学校を卒業して試用期間中の息子。

 

毎日毎日登校する前は大騒ぎ!

学校行事の前は大騒ぎ!

まぁいつでも大騒ぎをしていた息子。

 

大騒ぎというのはパニック状態ってこと。

長い時で30分以上泣き叫ぶ。

これが1日1回ではない。多い時で1日5回以上。

自分の思った通りにならないと始まる。

少しでも気に入らないと始まる大騒ぎ。

学校でも遊びに行った場所でも買い物中でも

どこでもお構いなし。

泣き叫ぶことは日常茶飯事。

なので慣れてくる。

 

初めの頃は焦ってた。

声は大きいし物は投げるし…

だからといって希望通りにしない。

1度でも希望通りにすると

希望が叶うまで泣き続ければいいと思い込んで

泣き叫ぶ時間が更に延びてしまう。

これは避けなければならない。

 

泣き叫んだら落ち着くまで

後ろから抱え上げて安全で静かな場所まで緯度して

傍で見てるだけ。

家の中の時は窓を全て閉めてその場で待機。

話しかけることもしない。

この繰り返し。

 

運動会・発表会・参観日は毎回大騒ぎだった。

大騒ぎしても落ち着くまで待てばいい。

落ち着いたらその場では何が嫌だったのか聞いて共感するだけ。

宿題する時も大騒ぎしてたなぁ…

 

聞いた内容は貴重な情報なので

学校でのことなら担任に

生活の中のことなら放課後等デイの先生や発達相談の先生に相談して

今後の対策を練る。

私のすることは情報提供と教えてもらった対策を実行するのみ。

後は各先生方にお任せ。私ができるのはここまで。

 

嫌がるのを無理にさせるのではなく

嫌がる原因を見つけて

原因に対してどうすればいいか関係者に相談して対応する。

 

子どもが嫌がるからしなくていい

嫌がることは無理にさせなくてもいい

というのはできるだけ避けるべきだと思う。

 

障害とは

自分が困っていることに対して周りの人の手助けが必要な状態。

 

ということは

 

子どもの困っていることに対して

周りの大人が手助けすればできることも増えるってことになる。

 

嫌がるから…ではなくて

嫌なことでも助けてくれる人がいればできるようになる。

助けてもらうためにはどうすべきか親も知っておく必要があると思う。

 

泣き叫ぶの回数は学年が上がると段々減ってきた。

小学校卒業する頃はかなり減ったのでちょっと楽になった。