2020年2月に、
24週4日でこの世に誕生した息子。
484gで生まれた息子。

出産してから、性別を知った。
手術室の中で、
生まれたての息子の頭を触らせてもらえた。
小さかった。
暖かかった。
自然と涙が出た。

出産翌日の面会では、
あらためて小さな体で頑張る姿を見て
涙が止まらなかった。

あの時は、
まず1日生きられるか、
次は3日生きられるか、
そして1週間生きられるか…
と、毎日が山場のような日々で。

祈るような思いで毎日面会して、
はじめのうちは触ることもできずに
保育器の前で息子を見つめていた。

生後一ヶ月で
動脈管開存症の手術もした。
まだ600gちょっとの小さな体で乗り越えた手術。
息子は本当に頑張り屋さんだ。

周りの子がどんどん先に退院していく中、
長い入院生活を頑張り抜いた。



あの出産から、一年。
一年かぁー!!
長かったような、短かったような。
今までの人生では
経験したことのないことばかりの一年。

半年近く入院していたから
家で過ごしたのはまだ半年ちょっと。
もっとずっと一緒にいるような感覚だけど。

退院したばかりの頃は
息子が体調を崩さないか不安だったな。
サチュレーション測れないから
呼吸が安定してるかどうか心配だったな。

どうにかこうにか
ここまで大きな体調不良もなく、
12月の鼠径ヘルニアの手術も乗り越え、
少しずつだけど大きくなった。



生まれてすぐの不安な日々は、
先輩方のブログを読んで励まされつつ、
寝返りやハイハイ、離乳食や発語など
まだまだ未来のことすぎて
現実的にやってくる未来だと思えないような
気持ちもあった。

息子はいつ退院できるかな?
酸素チューブはいつ外れるかな?
順調に成長してくれるかな?
と不安だった。

今では毎日2回離乳食を食べているし
歯も4本生えてきたし
絵本を真剣に聞いているし
ハイハイの練習に余念がない。

そのうちに追いつくと言われた身長体重は
まだ修正月齢で見ても下弦ラインギリギリ。
だけど、カーブに沿って成長しているから、
焦らず見守ろう。



まだまだ先だと思っていた、一歳のお誕生日誕生日ケーキ
こんなに嬉しい気持ちで迎えられて
本当にありがたいキラキラ

お誕生日は自宅でこじんまりとお祝いしました。
その様子は次のブログに書きます鉛筆