小学校入学にあたり

情緒支援級を選択したことで

学校では先生の目が行き届きやすいかなと

思っていましたが、

心配なのは放課後の過ごし方でした。


共働きゆえ学童に預けたいのですが

大人数でガヤガヤした環境は苦手そうな息子。

思うようにいかない場面や

自分に注目してほしい時に

大声を出したり

場合によっては手が出たりするので

見守りが必要です。


支援級の子は学童の障害児枠に申し込めて

障害児枠を希望すれば職員が1人ついてくれる

とのことだったので

障害児枠に申し込みました。


障害児枠。

息子って障害児なんだ。

発達障害なんだ。

親として初めて

息子をそう呼ばれる現実に直面したのが

就学相談であり学童申し込みでした。


超低出生体重児だったために

生まれてからずっと

発達については相談していましたが、

生まれの割には順調に成長していると

毎回感心され励まされていたし、

発達障害の診断はついていなかったので、

(保育園の配慮により

入園時から職員1人ついてくれていたし

受給者証で療育に通えていたので

診断の必要な場面が無かった)

就学するにあたり

「支援級を希望するには診断が必要」だとか

「障害児枠で申し込めば〜」とか言われて

最初は複雑な気持ちでした。

後に、第三者と認識を共有するためには

客観的評価としての診断名が便利なのだなと実感。


我が家の場合

ずっと相談先が新生児科・リハビリ科なので

児童精神科の専門の先生に

診てもらったことはまだ無くて

実は確定診断はいまだについていません。

「自閉スペクトラム症疑い」の状態です。

(でも確実に特性有りだと感じています。)


診断の有無や診断名よりも

とにかく息子にとって良い環境を選びたい。

今の息子には支援が必要であることは確か。

そこに「障害児」というレッテルが必要なら

そうですか、わかりました、貼ってください。

そう考えるしかなく、

支援が必要=支援無しで過ごすことに障害がある

事務的に必要なこととして認識しました。




我が自治体は学童全入と言われていて

申し込めば絶対どこかしらに入れるそうです。

ただし定員オーバーも起きている環境。


そのため民間の学童も見学に行きました。

少人数である点が良さそうと思ったのですが

その分部屋も狭く一部屋しかなく

夏休みなど一日中ここで過ごすのは

それはそれで疲れそうと感じてしまいました。

支援の必要な子の受け入れにも人数制限があり

入れるかどうかは申し込み状況次第でした。


その点、うちが希望した公立の学童は

児童館併設のため

普段過ごす部屋の他に図書室、遊戯室、

小さいけれど庭もあり、

人数は多くてもこちらの方が過ごしやすそう、

と感じました。

(ラッキーなことに駅近なので

私が仕事帰りにお迎えに行くにもスムーズ。)

そして見学時の対応も丁寧で

支援が必要な子の受け入れにも慣れている印象だし

職員の人数も多く

想像(もっと放任だと思ってた)と違って

しっかり子どもを見てくれているようでした。




ということで公立の学童に申し込んで

無事障害児枠で入れたため

職員が1人ついてくれることになりました。

固定ではなく誰かがつく形なので

日によって担当者は変わります。

通い始めるまではドキドキでしたが…


今のところ、安心して通わせられています!

直接お迎えに行って職員と会話しているため

出来事の共有もしていただけて

学校よりもむしろ安心できます。


報告が、とても愛情を感じる伝え方だし、

先生としてではなく

保育士さんのような親のような仲間のような目線で

あたたかく見守ってくれているのがわかります。


お子さんを持つベテラン職員が多く

障害児受け入れの経験も豊富で

理解も経験もあり頼りになります。


実は、慣れるまでは

息子が職員に噛みつくこともあったそうです。

噛みつきは、保育園時代にも

もうほとんど起こらなくなっていたのに…

新しい環境で

ストレスが強かったのかもしれません。


そんなショックもありつつ

1ヶ月経って息子も慣れてきたようで

穏やかに過ごせる時間が増えてきました。


職員をあだ名で呼び

今日は誰が何を褒めてくれたなどと

報告してくれることも出てきました。


また、登校2日目ぐらいでまだ給食が無い日に

お弁当を小学校に忘れてしまったことがありました。

学童から私に電話があったのですが

すぐに出られず

その間に学童の職員が

小学校にお弁当を取りに行ってくれていました!


忙しいのにそこまでフォローさせてしまって

申し訳ない気持ちと感謝の気持ち、

そして支援級とは言え

小学校ではそこまではフォローしてくれない、

保育園とは違うんだという現実を受け止めて、

親としても学びの日々です。




ちなみに、

当然ですが職員により相性の良し悪しはあります。

既に息子が懐いている職員もいれば

苦手に感じる職員もいるようです。

お迎えに行った時の関わりを見ているだけでも

あ〜なるほど息子はこういう所が

好きなんだな、苦手なんだな、と

感じ取ることがあります。


でも職員間で出来事を共有しながら

息子に合った対応を考えてくれているので、

こちらとしては求められる情報は伝えつつ

自分も学ばせてもらう気持ちで

信頼してお任せするのみ。


療育を卒業した今

息子のことを丸ごと受け入れて

理解しようとしてくれるこの学童の存在が

本当にありがたく

親としても心強いです。


心配でしかなかった学童生活ですが

思いの外、息子に優しい場所で、感謝していますキラキラ