これまで、ドコモ、ソフトバンクとみてきましたので、
今日は、KDDIについて、見てみますね。
KDDIでは、経営理念という言葉ではなく、
「 基本理念 」という 言葉を使っています。
では、引用してみましょう。
---------------------------------
多様な価値観と企業風土を持った複数の企業の合併・統合を経て、今日に至るKDDI。多様な価値観を否定することなく、それぞれの企業文化を融合してその強みを発揮するためには、全役員・従業員が認識・理解できる基本理念を持つことが大切です。お客さま、従業員、株主、取引先、社会、すべてのステークホルダーのために――。
KDDIは、以下の4つの基本理念を希求して企業活動を進めてまいります。
・お客さまの期待に応える価値あるサービスを提供します。
・すべての従業員が働きがいを持てる活力ある企業であり続けます。
・株主さま、お取引先さまなど、関係するすべての方々の信頼に応えます。
・豊かなコミュニケ―ションによる国際社会の発展に貢献します。
---------------------------------
この前半の文面を読むと、2つのことがわかります。
(1)価値観の多様性を認め合いながら企業活動するための必須なものとして
この基本理念を認識していること
(2)すべてのステークホルダーのために必要であると認識していること
さらに、4つの基本理念のうち
最初の3つは、ステークホルダーのうちの、重要な3つを掲げており、
最後に、結論とも言うべき「豊かなコミュニケーションによる貢献」を挙げています。
全体的に、異文化の中で、「ひとりひとりを大切にしている」という感じがします。
皆さんは、いかがでしたか?
今日もお読みいただき、ありがとうございました。