私は、生徒に勉強しなくていいよ~と言うときがありますが、決して甘やかして放任してるわけではありません。
こんにちは。
高校1年生の気持ちを代弁する家庭教師水田富美子です。
私は、生徒に勉強させるという姿勢がないので、たまに言われます。
優しいですね。甘いですね。
もっと厳しく叱って勉強させてください。
甘やかさないでください。
違います。
私は、たぶんある領域においては、誰よりも厳しいと思います。
私は、去年、本気で、高校入試に不合格になって、浪人してもいいと思っていました。ご両親にも、そう伝えていました。
今年は、定期テストで欠点を取って留年してもいいと思っています。
その生徒に寄り添う覚悟はできています。
とことん付き合う覚悟があります。
それ(不合格・欠点・留年)が、生徒本人が、自分で選んだ行動の結果なら。
怠惰でもいい。
世間知らずでもいい。
勉強するしないを自分で選び、実際に行動を起こし、誰のせいにもせず、何のせいにもせず、100パーセント自分の責任として、その結果を引き受ける。
そのとき起こる感情や葛藤をとことん味わう。
私は、そこを重視しているのです。
そこしか見ていません。
受験や定期テストは、その練習材料でしかない。
そういう立場です。
だから、私にとっては、有無を言わさず無理矢理生徒に勉強させることのほうが甘やかしなんです。
そっちのほうがラクですよ?
生徒にとっては。
勉強さえしとけば、自分の弱さと向き合わなくていいのですから。
勉強に口うるさい親に反抗している間は、怠惰な自分から逃げていられるのですから。
私は、それをよしとしません。
だって、そこそこ勉強をクリアして、それなりに社会に出てから、初めて、自分と向き合わなくてはいけなくなって、やりたいことや自分の気持ちが分からず、苦悩している人たちをいっぱい…
だからこそ、テストのたびに生徒に問いかけるのです。
今回のテストと、あなたは、どう向き合うの?と。
勉強をするの?しないの?
どこまですることを選ぶの?
責任を持って、ここまではすると決めなさい、と。
その中身は何でもいい。
教科書の例題だけ解けるようになっておく。
教科書の英文の日本語訳だけ読み込んでおく。
それでもいい。
テストがあるから、受験があるから、範囲が決まっているから、合格点が決まっているからと、親や先生が、大人の判断で生徒を、そこまで持っていこうとするのは、私は反対です。
それは、子どもが自分で選んで、自分で決める練習のチャンスを奪っていると私は思います。
子どもが留年したり、浪人したりして、困るのは、親であるあなたですよね?先生であるあなたですよね?
勉強という親子共通の試練に向き合うとき、親は親でちゃんと自分と向き合いましょう。その姿を子どもに見せてあげてください。
なぜ自分は、子どもに勉強させないといけないと思っているのか?
何を根拠にしているのか?そして、それは果たして本当か?
自分の不安を子どもの将来を心配することにすり替えているだけではないのか?
自分の課題を子どもに投影して逃げていないか?
子どもが勉強しないといけないのだとしたら、同じだけ、親も勉強しないといけないのだと私は思います。
こんにちは。
高校1年生の気持ちを代弁する家庭教師水田富美子です。
私は、生徒に勉強させるという姿勢がないので、たまに言われます。
優しいですね。甘いですね。
もっと厳しく叱って勉強させてください。
甘やかさないでください。
違います。
私は、たぶんある領域においては、誰よりも厳しいと思います。
私は、去年、本気で、高校入試に不合格になって、浪人してもいいと思っていました。ご両親にも、そう伝えていました。
今年は、定期テストで欠点を取って留年してもいいと思っています。
その生徒に寄り添う覚悟はできています。
とことん付き合う覚悟があります。
それ(不合格・欠点・留年)が、生徒本人が、自分で選んだ行動の結果なら。
怠惰でもいい。
世間知らずでもいい。
勉強するしないを自分で選び、実際に行動を起こし、誰のせいにもせず、何のせいにもせず、100パーセント自分の責任として、その結果を引き受ける。
そのとき起こる感情や葛藤をとことん味わう。
私は、そこを重視しているのです。
そこしか見ていません。
受験や定期テストは、その練習材料でしかない。
そういう立場です。
だから、私にとっては、有無を言わさず無理矢理生徒に勉強させることのほうが甘やかしなんです。
そっちのほうがラクですよ?
生徒にとっては。
勉強さえしとけば、自分の弱さと向き合わなくていいのですから。
勉強に口うるさい親に反抗している間は、怠惰な自分から逃げていられるのですから。
私は、それをよしとしません。
だって、そこそこ勉強をクリアして、それなりに社会に出てから、初めて、自分と向き合わなくてはいけなくなって、やりたいことや自分の気持ちが分からず、苦悩している人たちをいっぱい…
だからこそ、テストのたびに生徒に問いかけるのです。
今回のテストと、あなたは、どう向き合うの?と。
勉強をするの?しないの?
どこまですることを選ぶの?
責任を持って、ここまではすると決めなさい、と。
その中身は何でもいい。
教科書の例題だけ解けるようになっておく。
教科書の英文の日本語訳だけ読み込んでおく。
それでもいい。
テストがあるから、受験があるから、範囲が決まっているから、合格点が決まっているからと、親や先生が、大人の判断で生徒を、そこまで持っていこうとするのは、私は反対です。
それは、子どもが自分で選んで、自分で決める練習のチャンスを奪っていると私は思います。
子どもが留年したり、浪人したりして、困るのは、親であるあなたですよね?先生であるあなたですよね?
勉強という親子共通の試練に向き合うとき、親は親でちゃんと自分と向き合いましょう。その姿を子どもに見せてあげてください。
なぜ自分は、子どもに勉強させないといけないと思っているのか?
何を根拠にしているのか?そして、それは果たして本当か?
自分の不安を子どもの将来を心配することにすり替えているだけではないのか?
自分の課題を子どもに投影して逃げていないか?
子どもが勉強しないといけないのだとしたら、同じだけ、親も勉強しないといけないのだと私は思います。