勉強は、しないといけないものである。という前提を親が持っていると、子どもとの認識にズレが生まれて、困ることもあると思います。



こんにちは。

高校1年生の気持ちを代弁する家庭教師の水田富美子です。



去年、受験生だったときは、あんなに勉強していたのに…と思われているお父さんお母さん。


それは、去年は受験生だったから、仕方なく頑張っていたんです。

去年は、勉強する理由が本人にあったんです。


あの高校に行きたい。

高校生になりたい。

高校に落ちたくない。


去年は、切実な、勉強しないといけない理由があったから、仕方なく頑張っていたんです。

ムリして頑張っていたんです。

精一杯努力して、やっと勉強できていたんです。



受験生であることから解放された今。

切実な勉強しないといけない理由がなくなった今。


少しくらい、気が緩んで、この1学期、勉強してなかったとしても。



する理由がなくなったことをしなくなるのは、当たり前のこと。

それでいいじゃありませんか?


去年は、あんなに頑張っていたのに!今年は全然ダメじゃない!


ではなくて。


今年こんなにゆるむくらい、去年は頑張っていたんだね。

本当によく頑張ったね。

よしよし。


と、去年の頑張りを改めて認めてあげられたらいいなと思うわけです。



その結果、この1学期の成績がどうであれ、その結果が、また新しい勉強しないといけない理由になれば、また勉強を始めればいいし。


受験生じゃない夏休みを満喫したいなら。

まだ勉強したくないなら。



まだ勉強しなくてもいいと私は思います。