先週、雑誌チームのヴォーグちゃんが体調を崩しました
ちょっと珍しい症状だったので(現在は快復)、記録用に書き留めておきたいと思います。
具体的にはこんな症状でした。
●元気がなく、動きたがらない
●食欲なし
●えずいて吐きそうになる
●発熱40℃(子猫の平熱は38~39℃前半)
子猫によく起こる体調不良といえば、下痢と猫風邪ですが、どちらの症状も見られませんでした。
【元気がない+高熱】は、重篤な感染症の兆候かも…と不安がよぎります
まさか猫パルボ
いや、それにしては主症状である下痢がない。。。
でも今シーズンは、他地域で下痢症状のない猫パルボが発生したようだし。。。
それともFIP(猫伝染性腹膜炎)
過去にお預かりした子猫も急な発熱で、FIPドライタイプの疑いがありました。
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その子たちは結局 「カリシ(猫風邪の一種)が悪化したものだろう」 ということで、今はみんな里親様宅で元気に暮らしています
ヴォーグちゃんもカリシで済めばいいけど…と思いながら、動物病院の予約を取りました。
予約時間まで、家で様子を見ていると…
あれ?
なんだか…
元気になってきた?
病院へ連れて行く頃には、食欲も復活し、平熱に戻りました
獣医さんの診断は、
「原因は特定できないけど、体内で何らかの異常 (例えば腸がねじれたり) が起きて、それが自力で治ったのかもしれません」
とのことでした。
とりあえず心配していたような感染症ではなく、ほっと一安心です
あ~よかったぁぁ
と思ったのも束の間。。。
夜には再び体調に異変が
食欲不振となり、今度は水様便(液状の下痢)が。。。
そして左目から目ヤニが出てきました
拭いても拭いても、どんどん出てくる。。。
幸い熱はなく、元気に遊んではいました
そして翌朝
左目は固まった目ヤニで塞がっていました
拭き取ると目はぱっちり開き、目ヤニは止まっていました。
食欲も出て、兄妹猫とにゃんこプロレスをするほど元気に
夜には便も正常に戻りました。
普通は下痢をすると、数日かけて少しずつ改善していくのですが、ヴォーグちゃんの場合は1日で形のある良い便に戻った珍しいケースでした。
しかも投薬なしで完治
それから問題なく過ごしていましたが、3日後には再び食欲不振と発熱40℃で元気がなくなりました。
そして血混じりの下痢。。。
普通ならすぐに病院へ連れて行くところですが、今までの経緯から考えると、これも一過性のものかもしれない
3時間ほど様子を見ていたら、みるみる快復してしていきました。
熱は下がり、食欲も便も正常に
これがおとなの猫でしたら、病院で精密検査を受けたいところですが、まだ生後1ヶ月の子猫では受けられる検査が限られてきます。
そのため明らかな感染症やケガでないと、原因の特定が難しいのが、子猫医療のもどかしいところ
こんな感じで子猫には【原因不明の体調不良】が起こることがあります。
ワクチンを打って、成長と共に免疫力がしっかりしてきたら、体調は安定してきます。
ヴォーグちゃんも元気に育ってくれますように
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