自宅にあったゲームの、ほとんどはクリアしたが、断念を余儀なくされたゲームのひとつ。

パズルアクションゲームのアイギーナの予言(ビック東海)。


アイギーナタイトル  アイギーナ箱

どうも、こういう地味なキャラクターのゲームは、好きになれず、手詰まりになると、あきらめてしまうんだよね。

アイギーナ序章1  アイギーナ序章2

タイトルで、前置きがでてるんだけど、「バルバルークの伝説」の続編的位置づけとなっているようで、調べてみると、同社がアーケード版で出していた作品のようだ。

アイギーナバルs  アイギーナメイン
 
たしかに、画面のイメージは、この作品に似ているが、「バルバルークの伝説」自体知りません。


内容は、

はるか昔に、地球を襲った危機が、再び迫ってきた。

その時、1人の青年考古学者「ジェイソン」の手によって、遺跡の中から「予言書」が発見された。

さて、地球の運命はいかに・・・。

隕石の衝突を防ぐため、各建物に隠された、「星のかけら」を集めなければならないというもの。


アクション面では独特な敵の倒し方や、パズル要素を取り入れた面などがあるため、ほどよいテクニックが求められる。

また、謎解き面では、各面にある、いくつかの古文書に書かれているヒントをもとに、解いていかないといけないが、ヒントだけでは、完全に解くことができず、ある程度推測しないといけないので、ゲームをより難易度の高いものにしている。


その難しさが、私をリタイアさせた原因のひとつです。


アイギーナmap1


ゲームを始めるとMAP画面になる。

初めは行ける建物が、1つだけあり、その中にはいると、


アイギーナメイン


アクション画面になる。この画面がこのゲームのメインとなる画面。

ジェイソンは、考古学者なので、武器をもっていない

なので、「シューター」といわれるものを利用して、敵を倒します。


アイギーナ攻撃1a  アイギーナ攻撃2a


地面を下から、頭突きすると、シューターがでる。

そのシュータの上でジャンプすると、石が左右に飛び出て、敵を倒す。(地味。)


この部屋を含め、各部屋は、1画面or2画面構成になっており、最初は部屋の出口がない。

部屋内の敵を一定数を倒すと、部屋の出口(次の部屋の入口)が出現する。一度出現した出入口は、出現したまま。


部屋内には、いくつかのアイテムがあり、宝箱・敵を倒す・ある特定の場所でアクションするなどで入手できる。


アイギーナi薬  アイギーナi玉


ABボタン同時に押すことで使える攻撃的アイテム。どちらか一方しかストックできない。


アイギーナi無敵


一定時間無敵になる。ストックできない。

アイギーナiお金  アイギーナi金塊  アイギーナi黄金

お金の増えるアイテム。魔法の鍵を買ったり、助言をもらったりするのに使う。MAX99。


アイギーナi宝箱  アイギーナi鍵


宝箱と、宝箱を開ける鍵。9個までストックできる。


アイギーナi石碑  アイギーナi古文書

石碑と古文書。考古学者なのに、解読できないジェイソン。そのため、ほこらにいる老人に、解読してもらう必要がある。攻略のヒントとなるものと、役に立たないものがある


アイギーナi神器


隠し部屋に入るために必要なアイテム。数種類ある。役目が終わると消える。

アイギーナiオーラ  アイギーナiオーラ全


オーラパーツ。このパーツを5つを集めることが、今回のゲームの目的のひとつ。隠し部屋にある


アイギーナi1up


ライフオブスター(1UP)。但し、オーラパーツの数によって残数のMAXが制限される。


アイギーナi魔法の鍵

魔法の鍵。建物の出口をだすために必要。宝箱の中か、買うことで入手できる。

また、部屋内には、ほこらがある場合が多く、ほこらには、情報をくれる人や、解読してくれる人、鍵を売ってくれる人などがいる。

アイギーナほこら1  アイギーナほこら2

また、ほこらの人々は、みてもらったアイテムを「くれ、くれ」とねだる

アイテムは、5つまでしかストックできないので、不要になったアイテムは、くれてやれ。


アイギーナ出口  アイギーナ復活b


建物の最深部には、建物の出口がある。魔法の鍵を持ち&一定数敵を倒すことによって、出現する

でると、MAP画面になる。

1つめの建物をでると、近くの建物(お告げ所)が開く。お告げ所では、保存状態のパスワードを聞くことができる。


再開するときは、タイトル画面でコンティニューを選択。


アイギーナ復活0

すると、さっきのおじさんが、暖かく迎えてくれる。


アイギーナ復活3  アイギーナ復活4


が、何回か間違えると反抗期になり、最後に火を吐いて、パスワード入力ができなくなる。

こんなことに、こるよりもっとゲームのクオリティを、上げてほしいなぁ。


話を戻そう・・・。

1つめの、建物をでてくると、MAP上で隠し通路を出現させることができ、2つめの建物に挑戦することができる。(以後同じ。)

一度入った建物は、何回でも入ることはできるが、でるときは、最深部の出口からのみとなる。


アイギーナiオーラ全  アイギーナi杖

5つのオーラパーツを集めると、6つめの建物(バルバ古代神殿跡)内で、先に進むことができるようになる。

先に進んだ、バルバ古代神殿跡内では、光の杖と影の杖をとることで、バルバ王国の姫ライラが協力してくれるようになる。


アイギーナ姫  アイギーナend3


で、最深部まで行くと、目的達成。


ゲーム自体は、悪くはないのだが、シナリオとキャラクターがなんとなく地味で、いまいち盛り上がりに欠ける。

主人公のジェイソンも、直接攻撃ができるわけではなく、消極的な攻撃だしぃ。

自分の中では、クソゲーから、地味ゲーに変更です。


このゲームの最大の難所は、オーラパーツのある隠し部屋を探すこと

ある部屋の特定の位置で、特定のオーラ神器を持って、数回ジャンプする必要があり、その場所探しが、ヒントから得られるかどうかがクリアのポイントとなる。


私も、小学生の頃は、その場所探しができず、あきらめてしまった。

攻略本を買ってまで、クリアする魅力もなかったし・・・。


ちなみに、アクション性は、無敵コマンドを使うことで、ある程度カバーできる。


方法・・・ギゼの洞窟(1つめの建物)の4つ目の部屋で、
ポーズをかけ、2PのA、B、B、右、上、左、B、B、B、左、上、B、B、右、上、下、右、右、下、B、右、の順に入力し、ポーズを解除する。

兄がパチンコでもって帰ってきた、マイナー作品。星をみるひと(GA夢(HOT-B))。
しかし、いつも思うが、何を基準で選んでくるのだろう。


星を箱


ドラクエと同じコマンドタイプの、SFロールプレイングゲームだが、ドラクエと同じ感覚で、とりかかると痛い目にあう。(というより、めげる。)

ちなみにドラクエⅡは、9ヶ月前に発売している。(もう少しシステムを見習ってほしいものだ。)


星をタイトル


ストーリー:
未来のある場所に、主人公の「みなみ」という少年がいた。

しかし、彼は、そこがどこかも、自分が誰なのかも分からなかった。

そんな中、「みなみ」を襲ってくる敵(ロボット・軍隊・異様な生物・デスサイキック)たちがいた。
それは、彼はサイキック(超能力者)であるから・・・。


彼らのいる巨大都市「アークシティ」では、その都市の管理を「クルーIII」と呼ばれるコンピュータが行っていた。
「クルーIII」は、より完全な都市管理のため、居住者の心の中まで干渉し、わずかでも、都市に有害な心がめばえた居住者に対して、絶えず矯正(マインドコントロール)を行っていた。


その効力は「クルーIII」自身の存在も忘れさせるほど強力で、廃人になる人もでている。

しかし、ごく一部の人々には、マインドコントロールが効かず、「クルーIII」は、その人たちを「サイキック」と名づけて、サイキック狩りをはじめた


サイキックは、捕らえられアークシティに連れ去られた。そこに、取り残された4人の子供がこのゲームの主人公である。

仲間とともに、この世界の謎を解いていき、最終的には人類が進むべき道を選択する事になる。


シナリオは、1984年に同社よりPC-8801で発売された、「サイキックシティ」と酷似している。


サイキックシティ


シナリオは、それなりに興味のもてる内容なのだが、システム面において数々の独特な仕様(不満)がある

この独特な仕様が、クソゲーとして、今まで私の記憶の中にとどまっていた原因だった。

このゲームをクリアするには、忍耐と運が大きいポイントです。


早速、初めてみると・・・。


星をスタート地点  星をまむすの村01

スタート直後、主人公はいきなり、フィールドに放り出されている。
しかも最初に向かうべき村は、何の情報もなく無く、「超能力で隠れている」という設定で見えない。
実は、スタート地点のすぐ左側に、隠れた村があるのだが、偶然発見するしか方法はない。


とりあえず、目的が不明だが、歩いて何か探そうとするが、キャラクターの移動速度が極めて遅い。ドラクエの数分の1の速度。(まるでスローモーション。)
この状態は、最後まで変わらず、途中でリタイヤする原因のひとつとなる。


さらに、このゲームの特徴として、敵との遭遇の確立が非常に高い
運が悪いと、1マスごとに出現してしまう。(なかなか目的地にたどりつけず、うっとうしい。)


その上、戦闘にも一苦労がある。ゲーム開始直後でも、平気で強い敵に遭遇する。

太刀打ちできないので、逃げたいのだが「逃げる」コマンドがない


星をコマンド.png  星を初期ステ

「ESP」・・・エスケープとおもいきや、エスパー(魔法みたいなもの)なのだが、もちろん最初は使えない。
「みなみ」のステータスといえば、お金もないから武器も買えないし、くすりもない

(レベル0っていうのが、いかにもプログラマ的発想だね。)


星を初期みなみ攻撃a  星を全滅


で、待っているものは、死のみである。また、死んでしまうと、タイトル画面に戻り、初期状態になる。

なのでまめに、「セーブ」コマンドを使う必要がある。セーブといっても、パスワード機能なのだが・・・。


星をせーぶ  星をぱすわーど2


パスワードでは、平仮名・片仮名・英数・特殊記号・スペースが使用されている。(ゲーム内では、ほぼ100%が平仮名のみなのに・・・)

中には、見た目で区別しにくい文字もあり、念入りな確認が必要。

また、パスワードの文字入力は、文字一覧から選択するのではなく、十字キーの上下で「A⇔B⇔C⇔…」というように一文字ずつ選ぶため、入力に時間がかかる
ゲーム終盤になると、30文字程度になり、再開するのに、めちゃくちゃ時間がかかる


それでいて、プレイ内容の情報は、完全には保持されない。説明書も、明記されている。

パスワードを短くするためなの、涙ぐましい努力なのでしょう。(もっと他に努力してほしい所があるんですけど・・・。)


ちなみに、何回かパスワードをメモっていると、法則があることに気づく、いろいろ試してみると・・・少しは楽になるかも。


村では、くすりのことを、少し聞くことができる。

くすりは、ひっと力・さいこ力・状態を回復させるもの、敵にダメージをあたえるもの、イベント使用目的などがあるが、店では売っていないので、作ることになる
くすりは、「くすりのもと」を自力で集めてきて、15ゴールドで調合してもらう。

調合は、くすりのもと、を3種類を使う。「最初→次→最後」と、入れる順番があり、間違うと失敗する。


星をくすりのもと  星を調合

しかし、くすりのもとの入手方法の情報はない。村を歩いていると、偶然発見

(とりあえず、軒並み木を調べるしかない。)

おまけに、調合方法の情報は、2つだけ。残りは自力で試すしかない。10種類確認済。


星をでうす村  星をスタート地点


少し歩くと、新しい村を発見できる。村で情報収集をし、村の外にでると・・・。

不思議なことに、スタート地点に戻る。(バグかと思いきや、何度やっても同じ。仕様のようだ。)


星をくすりのもと  星をスタート地点


さらに進むと、突然、村らしきところに入る。が、敵は出現する。ダンジョンのようだ。

外に、出ると、当然のように、スタート地点に戻ります。

この場所は、ある地域を歩いていると、ランダムにいきなり出現する。

この先に進もうと思っても、この画面になると、またスタート地点。もう運しかないのか・・・。


星をコマンド.png  星をキャンセル


とりあえず、ここまで来るには、何回か敵と遭遇しているが、戦闘で気づいたことがある。

それは、戦闘中は、キャンセルができないこと。一度選択してしまうと、後戻りができない。

特に、ESPは最初の項目で、思わず押してしまう。んでもって、さいこ力が足りなくて、攻撃ができずに敵の番なんてことも

それと、最初は、厳しいと思っていた戦闘も、レベルが上がるうちにかなり楽になってくることが分かる。


星を初期ステ  星をlv1

星をlv2  星をlv3

星をlv4  星をlv5

レベルが、わずか5つあがったところまでだが、体力にあたるひっと力が、

50→150→310→530→810→1150と、23倍にも跳ね上がる


ちなみに最強の武器で、じゅくれんど+7、最強の防具で、ぼうぎょりょく+12で、

レベルがあがれば、武器や防具は、ほとんど意味をなさなくなる。(もうバランスもあったもんじゃない。)


星をみまみs  星をみまみm  星をみまみl


ちなみに、主人公たちは、レベルに応じて3段階にグラフィックが成長する。(こういう所は細かい。)


しばらく話をすすめると、仲間を集めることができる。


星を仲間しば  星を仲間あいね

このふたりは、すぐに仲間にできる。おまけに、クリアするのに、重要な役割を担う。


星を仲間みさ  星を3人

しかし、この「みさ」を仲間にするには、大変な労力が必要。このゲーム最大の目的といってもいいかもしれない。その割りに、いなくてもクリアできてしまう

私も小学生当時、みさを仲間にするのに、かなりの時間を費やしたことを覚えている。

(そのおかげで、他の仲間たちが、どんどん成長したけど・・・。)


あと、このゲームで、重要な役割となるアイテムが、IDカード。全6種類。

最強の武器が500ゴールドに対し、IDカードは、500ゴールド~3000ゴールド&非売品と、武器よりも重要なのが分かる。


IDカードは、ある特定のエリアに入るために必要となり、出入りごとに必要となる。

ということは、入るときに、対象となるIDカードを1枚しかもっていないと、普通の方法では、一生出られない。

そう、セーブして、再開するしか方法がないのだ。


もうひとつ、このゲームで、重要なアイテムがある。

このアイテムがないと、先に進めない上、どこにあるのか、情報もなにもない


星を最重要アイテムa  星を最重要アイテム2a


また入手した、ほとんどの人が、知らない間に持っているということが多い。

それは、ある場所を通過すると、「ぽ~ん」とわずかに音が鳴るだけで、メッセージもでず入手しているからである。


このアイテムをとって、外にでると・・・。

星を外


外は、宇宙が広がっている。そう、さっきまでいたのは、スペースコロニーにの中だったのだ。

そのことは、人々の情報でも伺い知ることができる。なるほど、「星をみるひと」なのか・・・。


で、さらに中央のコックピットに行くと、

星を理由


遺伝子操作で作られた、2つの種族が、「クルーⅢ」をコントロールし、放浪するコロニーを管理し、サイキックを集めていたことが分かる。


2つの種族から、話を聞き、最後に主人公は、サイキックの代表として、3つの選択肢から、選ぶことを迫られる

最後に、ボスとの戦いを期待したのだが、選択して終わりと、あっけない

苦労して、ここまで来たんだから、もう少しエンディングに力を入れてほしかったなぁ



ちなみに、


星を初期ステ  星をみなみ最大

最大れべるとなった、みなみのひっと力は、29150となり、初期の583倍

ここまで来ると、もう敵はいない。と思いきや、罠があった。


それは、「かりう」という名のくすり。たまに、敵が使うこともあるし、自分でも作れる。

この怪しいくすりは、主人公たちがひとり病気になり、一切行動ができなくなる。


1)「てれぽーと」がつかえれば、戦闘回避も可能。

2)残りの仲間が倒す。

と通常は、どちらかのパターン。


星をかりう


しかし、こちらの攻撃が効かず、逃げることも、倒すことができないと、ひたすら攻撃を喰らうだけとなる。

そのまま全滅するか・・・ダメージを受けずに延々と戦闘が続くか・・・。(結構こまったちゃんです。)


でも、本当にこまったちゃんは、開発者なのかもしれない。

ゲームのシステムは、ぼろぼろで、バランス調整も無視。その上、「しろいわに」が現れる。

(知らない人は、無視してね。)


星をしろいわに


どうやら、開発者たちは、違うものと戦ってたようだ。

我が家には、いろんなジャンルのソフトがあった。

その中で、テーブルゲームをひとつ紹介。ルナボール(ポニーキャニオン)。


ビリヤードをモチーフに、アレンジをしたもの。

初めて、ビリヤードなるものを知ったのは、このゲームだった。


ルナボール01


ルールは、普通のビリヤードと少し違う。


手球を弾いて、全ての的球をポケットに、落とせばステージクリア。

3回連続で、的球をポケットに、落とせないと、ボールをひとつ失う。

また、手球をポケットに落としても、ボールをひとつ失う。ボールがなくなれば、ゲームオーバー。


ルナボールセレクト


ステージは、2パターンのボール配置、30種類の多彩な形のステージの計60存在する。

初めから、ステージ(ラウンド)セレクトは可能


また、ちょっと変わった機能として、FRICTION(摩擦係数)がある。

0だと、ほぼ永延と転がり続けるし255だと、ほとんど転がらない


ステージ57

ルナボール57


強く弾くと、すぐ手球を落としてしまう。どうしてもクリアできない場合は、摩擦係数をあげるのもひとつの方法。


ステージ60

ルナボール60


逆に、強く弾くかないと、ポケットに届かない。これも、摩擦係数を下げて挑戦してみるのもいい。


ステージ30くらいまでは、面セレクトを使いながらやった記憶がある。

一通り遊んだら、正当なビリヤードのゲームをしたくなり、その後日の目を見ることがあまりなかった。