幼児向けの教本
最初のうちはずっと『ド』
ドばっかり。
教える先生にしてみたら「つまらない」
そして「子どももつまらないに違いない、早く進めちゃえ」
と、思うかもしれません。
ところがどっこい、なんでも基本は大切です
・音符のドとレの区別ができるか?
・右手と左手の区別ができるか?
・四分音符と二分音符の違いが理解できているか?
…この辺は気をつけたいものです。
隣の音を弾くのでなく、一個飛ばして、
たとえば「ドーミ」みたいに弾くのが苦手な子もいます。
右手はよく動くのに、左手になると集中できない子も。
できないから気が散ってしまうんですね。
その子なりのこだわりがあったり、思い込みがあったり。
経験したことのないことをするから使う脳・使う筋肉がわからない。
その子の気持ちに同調しつつ、
新しい技能を身につけるお手伝いをする
…そんな気持ちでレッスンします