ゴミの日の朝、ごみ袋をまとめて「よっこいしょ」と持ち上げると
後ろから近所のおじさんが
「そこに置いとけよ、持って行ってやるから」
言い方はぶっきらぼうですが親切なおじさんなんです。
以前にも持って行ってくれたことがあって
「ひとつでも二つでも同じだから」
って、自分の家のごみと一緒にゴミ捨て場まで
持って行ってくれたのです
それほど仲良くさせてもらっているわけではなく
ほとんど話したこともなく、ただ会釈する程度なのに
こういうの『陰徳』っていうんですかね。
おじさんにとってはなんの得にもならないこと、でも
私からは最上級の感謝を贈りたい
誰かと関わることは長生きにつながる、なんていう話もあって
それは、
こんな小さな幸せを感じることができるからかもしれません