昨日観たオペラ「道化師」
テノールの有名なアリアがあります(「衣装をつけろ」)
悲しげなメロディが耳に残ります。
道化師。ピエロ。
笑ってもらうことを職業としている人ですが、かつては
自分の意志ではなく「笑われていた人」だったようです。
昔の王侯貴族が自分たちの楽しみとして、
醜いもの(その基準は理解できません)を見世物にするという
傲慢な話・・・。
オペラ「リゴレット」にも出てくるし、「怖い絵」にもそんな話がありました。
![]() |
怖い絵 (角川文庫)
Amazon |
同じ人間をそんな風にあつかっていたという黒い歴史。
そういう時代があったからこそ、今があるんでしょうね。
それでもまだ、いろんな差別がいろんなところで起きている。
まだまだ人間は成長途中・・・