経過③ 広汎子宮頸部摘出術の病院 | 腺癌 広汎子宮頸部摘出術 そして母になる。

腺癌 広汎子宮頸部摘出術 そして母になる。

2014年9月末の市の無料検診で要精密検査。
10月末、コルボ&組織診。
11月末、高度異形成判明。
12月18日円錐切除術施行。
12月24日(2度目の結婚記念日)、1a2期の診断。
2015年3月17日、広汎子宮頸部摘出術施行。
10〜12月子宮頸管狭窄に。
2016年妊活OKのお達し出た。

2015年1月中旬、地元の総合病院でトラケレクトミーをしてくれる病院を自分で探すよう言われてから、ネットで検索する日々が始まりました。

仕事と国家試験の勉強、病院がほんとに見つかるのかという不安の中で、病院を一人で探すしかないことに、ほんとに気が狂いそうでした。

「子宮頸癌」「腺癌」「広汎子宮頸部摘出術」を、あれこれ試しながら検索していました。

「腺癌」でヒットする病院は殆ど無く、「広汎子宮頸部摘出術」で検出された病院のホームページを見ては、手術適応かどうかを確認していました。

大体の病院が、適応条件の3つ目に「扁平上皮癌」と書かれていました。

手術された方のブログの中に、腺癌でトラケレクトミーをしている所があると知り、それを希望にしては探し続けました。

嫁ぎ先の実家近くにある病院は、腺癌対象にした論文を発表していて、実際にその病院で手術をされた方のブログもありました。

そこで、できるだけ機能温存を図る「センチネルリンパ節生検」というものを知りました。

乳ガンの手術に主に使われるもので、リンパ郭清を最小限に抑える事ができ、術後の障害を残さないようにできる方法でした。

子宮全摘やトラケレクトミーをすると、術後の障害として排泄に障害が出ると医療情報サイトにもよく載っていました。

嫁ぎ先の実家は、現在の住まいからは電車や飛行機を使っても、ほぼ半日近くかかります。

もし嫁ぎ先のところで手術する場合、長時間の移動となるため、ある程度回復するまで嫁ぎ先で過ごすことになること、仕事復帰にも時間がかかること、術後の通院費も莫大になること…等々考えられ、一番最後の選択肢にすることにしました。

そのため、自宅からもう少し近くて、トラケレクトミーを数多くこなしていて、且つセンチネルリンパ節生検をしてくれる病院を探しました。

ひとつヒットしましたが、いわゆる大学病院などと云った公立の病院ではなく、私立の病院のようでした。

名医サイトなどでは、幾度となく名前が挙がってましたが、何処と無く不安がありました。

しかし、術後妊娠された方がその病院で出産することが分かり、交通費と早期の仕事復帰、術後の出産のことも考えて、1度その病院を当たってみることにしました。

そして、地元の病院の先生に、早速紹介状を書いてもらうことにしました。

ただ、その病院は手術適応条件を特に公開されていなかったため、手術をしてくれるのかどうかは、受診するまでは分かりませんでした。

不安は拭えないままでしたが、何とか国家試験を終え、あとは受診するだけとなりました。