ごきげんよう。
入試などでバタバタしていて前回のブログから１か月以上経ってしまいました。
中学受験で私立や国公立の6年一貫校に入る夢が叶った方、高校受験で志望校に合格した方、誠におめでとうございます。
きっと明るい未来が待っていることでしょう。
さて、早いもので今年も中学入試、高校入試が終わり、国公立大学の前期入試まできました。
大学受験をするのは、いわゆる現役受験生だけではありません。
もちろん高３生が多いですが、様々な年齢や経験の人が集まります。
また中学・高校入試は１～５日間程度で終わりますが大学入試は長丁場ですから、強い精神力が求められます。
さらに大学は何回もチャレンジできますが中高はそうはいきません。
様々な点で大学入試は他の入試とは異質です。
また中高は、通うのが当然というところですが、大学は必ずしも行く必要はありません。
正直いって「もっと高度なことを学びたい」という気持ちがない人は、大学に行かないほうがいいと思います。
ですが一貫校や進学校に入ると「大学に行くのが当たり前」という雰囲気に染まっていきます。
立ち止まれないまま進んではいけません。
だから、一回受験というものから離れたほうがいいでしょう。
受験が終わって、またすぐに受験勉強という流れ、これは立ち止まる機会を奪います。
学習塾は、煽ります。
「ほら、一貫校に入ってもまた競争だよ」
「スタートダッシュが肝心だよ」
「一貫校のカリキュラム進度は早いから心配だよね」
・・・
でもいったん考えてみて下さい。
受験から離れたところで、勉強の楽しさを味わうために一貫校に入ったんじゃないんですか？
十代の貴重な時間を受験勉強だけに費やしていいんですか？
・・・
それでも塾に行きたい。
塾が好き。
どんどん先取りで勉強したい。
最初から上位に立ちたい。
絶対有名大学に入りたいのでペースを緩めたくない。
これまで週４回も塾に行ってたのに学校だけになるとか、夕方から何をすればいいかわからなくてそわそわする。
志望順位の低い学校に入学することになってしまったのでその中では絶対トップをとり続けたい。
・・・
そういう人は最初から塾にいきましょう。
何も勉強をしてはいけないわけではありません。
やりたい人は、どんどんやればいいんです。
部活に精を出したい人は部活に精を出す。
勉強したい人はさらに塾で勉強する。
勉強も部活も生徒会も等価値にとらえ、やりたいことをバランスよくスケジュールに入れられればベストですよね。
入学が決まった現時点では、まだわからないことだらけでしょう。
だから先輩や兄弟姉妹に話を聞きましょう。
そして計画を練ってください。
流されることだけはダメですよ。
長いようで短い学園生活をより充実したものにするために。
・・・
ということで、まとめ。
入試に受かったら、いったん立ち止まりましょう。
そのうえで、まだ塾に行きたい人はぜひ行きましょう。
やりたいことをやるのが楽しい生活につながります。
行きたくもないのに親に言われたからとか、周りが行くからとかいう気持ちで始めない方がいいです。
そういう姿勢だと大体途中で挫折して「行かない方がマシだった」ということになりますから。
せっかく明るい気持ちで入学したのに、塾通いのせいで暗い日々になるなんてもったいないですからね。
では、塾が好きなあなた。
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