植生を保護する場合、広い範囲を一つ保護すべきか?、小さくても複数個保護すべきか? | 花もりのブログ

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花とともに生きている50代男性の実験的生活日記です。 55才から大きな仕事を成すための失敗と成功の日々を綴ります。 うまく行くかどうかは自分次第です。(2019年現在)

自然保護が歌われたころ

 

植生を保護する場合、広い範囲を一つ保護すべきか?、小さくても複数個保護すべきか?

 

ということが問題にされた

 

ほとんどの行政は、広い範囲を一つ保護した。

 

その結果、遺伝的な多様性を担保できなくなって多くの種が絶滅した

 

 

私の住むところでも、、日本サクラソウが絶滅の危機に瀕している。

 

 

八戸にはまだ野生のサクラソウが保護されているので見られるが、、、

 

私の知る限りこの近辺では最後のサクラソウ群落が道の造成でなくなりかけている

 

緊急避難で数株持ち込んだ株を交配して見たが種ができそうにない

 

長花柱花(雄蕊よりめしべが飛びでる)で花粉が受粉できないようになっている。

 

4株咲いたがすべて長花柱花であった。

 

岩手の野生株は短花柱花であったが、交配するわけにはいかない。

 

最悪の場合は八戸の個体を入手して交配しようかと考えている。

 

めしべに花粉を付けたが結実してないようである、、、、、残念

 

植生を保護する場合、小さくても複数個保護するほうが、遺伝的に劣勢因子が蓄積しにくく不稔になるグループが少なくなる。