植物の研究を進めるの当たって
実験系の小型化と実験期間の短縮はとても大切である
簡単に言うと
実験系が小型化できれば、机の上ほどの広さで三種類ほどの環境の違い(光、栄養素、植物ホルモン、温度など)でどのように変化するか見ることが出来る。
そいうことで、小型シャーレ(径10㎝)ほどの中で植物を育てる実験系を作っている。
実験室であればそんな系は簡単にできるのであるが、自宅となると思ってた以上に難しかった。
使い捨てのプラスチックシャーレが使えないので(繰り返し実験を安くやりたいので)ガラスシャーレを購入した。
これが曲者で、カビが入りやすく、暖かい培地を分注した時、水滴がガラス面に付着してカビの温床になった。
プラスチックシャーレに今まで守られていたことが良く分かった。。。笑。
でも、これも、培地が固まる寸前まで温度を下げて分注することで各段にカビが出なくなった。
これで、このガラスシャーでの培地組成を変えるだけで、比較実験がシャーレ単位で出来るようになった。
机の広さで、3種類から5種類の培地中栄養素の比較実験ができるようになった。
次に、栽培環境であるが
窓辺の光では光が弱いので蛍光灯で補光している。
今のところ、蛍光灯だけであるが、これをLEDにして、赤色の光、青色の光、UVA-UVBの違いなどで比較できるようになる。
すると、UV-A 及び UV=Bの植物体における影響なども比較できることになり
かなりコンパクトで高度な実験ができる。
実験期間の短縮であるが、このシャーレの中でシロイヌナズナを蒔けば一つのシャーレの中で5個体から数十個体栽培できる。
播種してから約一か月で結果が出るので実験期間の短縮ができる。
普通の実験では1年に1回から2回しか実験ができないので、再現性の確認には数年かかる実験が、1ッか月で結果が出るので
この実験系では1年に12回出来ることになり、再現性の確認が半年くらいで出来ることになる。
また、実験に使う植物体をコケ(後日また紹介します)やキノコにすれば、胞子形成や子実体形成に対する実験もできることになる。
というわけで、老後の遊び実験が日々進歩してきている。
論文書きが出来てないので、まだまだ反省することばかりであるが、昨日より今日、今日より明日進歩が見えるように工夫して生活をしています。
まだまだ
と思いながら昼寝しています。。。。笑。

