花粉泥棒のフタホシヒラタアブ | 花もりのブログ

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花とともに生きている50代男性の実験的生活日記です。 55才から大きな仕事を成すための失敗と成功の日々を綴ります。 うまく行くかどうかは自分次第です。(2019年現在)

小森谷ナーセリーのネリネ 獅子頭が今年も咲いた

 

これは昨年の写真である。

 

今年の物はまだ全体写真は取ってないけれど、綺麗に咲きだした。

 

 

リコリスやネリネの交配は、朝早く行わないといけない。

 

雄蕊の葯が開裂したすぐ後の花粉を採取する必要がある。

 

毎日朝、6時半頃、花を見て花粉を取り、交配をする。

 

 

と言うのも、日が上がりだし温度が上がりだすと、花粉泥棒がやって来て交配してしまうからである。

 

朝。8時半、

 

ネリネ、獅子頭にフタホシヒラタアブがやって来て、盛んに花粉を食べている。

 

雄蕊に乗っかって、花粉を熱心に食べている。

 

体の向きを変えるときに、

 

体に着いた花粉が、めしべの先端について交配してしまう。

 

 

 

 

昼頃、花の葯の花粉を見ると、ほとんどの葯は花粉が少なくなっている。

 

おそらく、ヒラタアブの仲間が訪れて、花粉を食べてしまうのであろう。

 

かわいい、花粉泥棒である。

 

 

雌蕊の先端に、少しの花粉が付着してるのが分かる。

 

やられてしまった!!!!

 

 

 

 

ネリネの育種家は早起きでないといけない。