Chicken Skin Music / Ry Cooder
1) The Bourgeois Blues (Huddie Ledbetter, Alan Lomax)
2) I Got Mine (Traditional)
3) Always Lift Him Up (Alfred Reed)
/ Kanaka Wai Wai (Traditional)
4) He'll Have To Go (Allison, Allison)
5) Smack Dab In The Middle (Charles E.Calhoun)
6) Stand By Me (Ben E.King, Jerry Leiber, Mike Stroller)
7) Yellow Roses (K.Devine, S.Nichols)
8) Chloe (Gus Kahn, Neil Moret)
9) Goodnight Irene (Huddie Ledbetter, John Lomax)
世界中の忘れ去られそうな音楽を追って
ずっと旅を続けているライ・クーダーは、
私のイメージで言うと元祖脱力系って感じかな(笑)。
初めて聴いた時はショックでした。
あまりにもノホホンとし過ぎていて(笑)。
一般にはキューバの忘れられた人達を
映画と言う方法で表に引きずり出した事で有名だと思います。
長い間彼がスタジオ・ミュージシャンや映画音楽で稼いだお金を
こんなところにつぎ込んだんでしょうね。
彼自身のアルバムが大ヒットしたという話は聞きませんが、
会社と良い条件で契約でも出来ていたのかな(笑)。
そんな彼の5枚目にあたるのが、1976年に録音された
この「鳥肌音楽」と言うアルバムです。
世界中で高い評価を得て色々な賞まで貰ったアルバムですが、
表面的には刺激のある部分が一切有りません。
しかしただのBGMにしておく事が出来ない深さが有ります。
まだ音楽がBluesだとかJAZZだとかに分かれる前の
純粋に音楽だった頃の香りを漂わせ、
北米大陸と中米との人の流れを理屈を並べずに
表現する事が出来ていると思います。
沢山のプロ・ミュージシャンにリスペクトされ
コアと言われる種類のファンを沢山得ながらも
時代の流れに乗らずに自分の興味の有る事をやっていると
いつしか時代の方が寄り添ってくるという見本の様な人ですね。
Stand By MeやGoodnight Ireneをこんなにもダラダラと
何処かしら遠くを見ながら演奏するなんて、
Rockを定義する人達には量り切れない大きさを感じます。
こう言う音楽をダラダラと聴きながら
ボ~っとしているのが、本当は大好きなんですが、
中々世の中難しいものです(笑)。
アーティスト: Ry Cooder
タイトル: Chicken Skin Music