自然って、本当に自然なのかな? | ここから見に来て。[旧Quem tudo quer, tudo perde.]

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ここは音楽のBlogでした。実際には節操無く何でも有りましたが、アメブロと相性が悪いようなので、他に書く事にしました。出来ればそちらを、よろしくお願いします。

              Catatonia
      ↑ジャケットの裏です。 
        
普段買わないと見られない所。   


適度に暖かく、風も爽やかな午後、気分は逆にイライラしていた。全ての音が自分から遠く離れて聴こえ一人だけ取り残された様な気分だった。何となく集中する事が出来なくて、崩れかかる一歩手前の様な感覚だった。

庭に立つとお寺の高い樹のてっぺんで、ヒヨドリが必ず鳴くようになった。餌の多い所へ移動をする時期なのに今年はまだ三羽ほど居座っているようだ。

30年以上も前になるが、私の周囲には人のコントロール出来ない自然が溢れていた。四季によって移動する動物が居て野花が咲き虫の鳴き声が部屋の中まで聞こえてきた。
それらとその中で暮らす人間は一定の間隔を開けながら、際どいながらもバランスをとっていた。
ラジオから流れる音楽に鳥のさえずりや人の話し声が混ざる事が当たり前だった。自然の偉大さに敬意を表し、その中で生かされていると感じていた。

雑草をぬき使用目的の無い木を切り倒し必要になるだろう物を植え付け自分の都合の良い形に自然を作ろうと思っている。
目先に見える都合ほど信用の出来ない事にいまだに気がついていない。人が神になろうとする行為を戒めたのは何千年も前の記録だと言うのに。


         
Catatonia   Equally Cursed & Blessed [UK]

値段が安かった事も有るがジャケが気に入って思わず買ってしまった。
内容は極めて単純で技術的にはまだまだおぼつかない最近良くあるタイプのロックンロール。しかし特筆すべき事が幾つか有る。

まず、メロディの作りが大変良い。単純でわかり易く自分たちのカラーを持っている。特に1曲目と2曲目のメロディは1回聴いただけで気に入った。またボーナスで付いていたMulder And ScullyのLiveはオリジナルよりもアップテンポになっていて鳥肌の立つような出来になっている。

打ち込みが多い時代に生音が嬉しいし、最近のタイミングと言うものを知らない演奏に比べ、音のタイミングと言うものをわりあい理解している演奏だと思う。

ボーカルの女性は特徴の有る声がバンドの売りだろう事はすぐにわかる。ただ、まだ自分の声の良さをコントロール出来ているとは思えない。チャーミングな声だから面白くなりそうだ。

小ぶりだが中々良いバンドだと思ったら英国では随分前から売れているバンドらしい。世間知らずの自分が少し恥ずかしいな(笑)。因みにもう解散しているらしい(爆)。