Easter / Patti Smith Group
Patti Smith (vo)
Lenny Kaye (stratocaster,b,vo) / Ivan Kral (lespaul,b,perc)
Jay Dee Daugherty (d) / Bruce Brody (key,synth)
1978
New York Punk と呼ばれる連中は、
英国のPunkとちょっとばかり違っていたように感じる。
彼らは人脈といい、明らかに過去の音楽との関係が深く、
それらから得た固定観念との戦いだったような気がする。
Londonなんかよりも暮らしやすかったのか、
年齢的にも少し高い気がするし何よりも極めて音楽的だ。
Horsesの印象的なジャケットで知ったPatti Smithは、
Radio Ethiopiaで横顔の美しさと
自分で考える自分自身の存在理由を私の前にさらしだしてくれた。
そしてEasterの彼女は美しかった。
ジャケットの彼女が大好きだった。
女性の強さと美しさ、そして脆さが出ているジャケだと思う。
このアルバムが出た頃は、
ブルース・スプリングスティーンとの共同制作の
Because The Nightだけが、
プカプカと浮かんでいるようで違和感が有った。
この曲からは女性らしさが感じ取れなかったのだ。
テープに録音する時は、この曲を外した。
これ以外の曲は完璧と言って良いほど彼女は女性だった。
ジャケットのイメージそのままに
女性の強さと美しさ、そして脆さが溢れ出ていた。
田舎に住む少年は、このアルバムの中のPattiに
感情をさらけ出しながらも理性を失わない
理想的な大人の女性の姿を見てしまったのだ。
年月と共に、めまいを起こす様な輝きは失われ
全てが思い込みだとわかった今でも
このアルバムは私の中で大きなウェイトを占めている。
間違えても一般的には美人だとは言い難いが、
それでもPattiは、今でも私の理想の女性だ。
今はそれらを全て含めて全ての曲を聴く事が出来る。