楽しい事って次元が低い? | ここから見に来て。[旧Quem tudo quer, tudo perde.]

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ここは音楽のBlogでした。実際には節操無く何でも有りましたが、アメブロと相性が悪いようなので、他に書く事にしました。出来ればそちらを、よろしくお願いします。

Sonny Side Up / Dizzy Gillespie, Sonny Stitt, Sonny Rollins.

Dizzy Gillespie, trumpet / Sonny Stitt, tenor sax / Sonny Rollins, tenor sax
Ray Bryant, piano / Tom Bryant, bass / Charlie Persip, drums

Recorded at December 19, 1957


日本人は真面目だ。遊ぶ事を恥ずかしく感じたりする。
楽しい事は駄目な事で不真面目な事だと決め付ける。
次元が低いと言い放つし内容が無いと思い込む。
本当にそうなのかな?
今聴いている1957年に録音したアルバムについての感想を書こう。

Dizzy Gillespie, Sonny Stitt, Sonny Rollins,
の連名になっているSonny Side Upと言うアルバムは、
やはりホッペタ風船おじさんの貫禄で彼がメインと言う事でしょう。
発表された頃はStittが先でRollinsの方があとに名前が並ぶんだけど、
現在はRollinsの方が先に来ている。
個人的にはStittの方が好きだから残念だけど、
ジャケットはStittの方が上だから良しとしておきましょう。

Sunny Side Upとは「片焼き」の事。
そしてOn the Sunny side of the streetは
「通りの日当たりがよい側で」と言う意味で、
ミュージカル「インターナショナル・レヴュー」の挿入歌で
邦題が「明るい表通りで」と付けられたスタンダードです。
1曲目に演奏されるこの曲と二人のSonnyに引っ掛けて
アルバム・タイトルは付けられたんでしょうね。

で、SunnyとSonnyをかけて有る所なんてお洒落なんだけど、
音の方も負けず劣らずお洒落。
デジーも随分気分が良かったのかアルバム1曲目では途中で歌ってしまっている。
歌うってよりも鼻歌って言っても良いくらい気分良さそう。
バックのも随分気分良さそうな演奏だ。
お互いに顔をあわせニヤニヤ笑いながら演奏しているように感じてしまう。

走らず、だらけず、お互いのノリや雰囲気をそれぞれ受け止めながら刺激し合い、
自然とバランスが取れている。
ロリンズが少し若手のせいか煽られたりもしているが、
流石ちゃんと受け止めている。
本当にスタジオの中の雰囲気が伝わってくる録音だ。
本当にJAZZは楽しいものなんだよね。