先日、愛護団体の方と話していて、私みたいに、猫の一族の観察ができる機会ってみなさんあまりないことに気づきました。今は一般的には、ペットは繁殖制限しなくてはならないので、避妊去勢しますね。私がたまたま関わっているのは、手術をしないで21匹までなってしまった猫の家族です。(今は全頭手術は済みましたが)
猫のファミリーで誰が一番えらいのか?仲よくできているのか?オスは群れから追い出されないのか?などいろんな疑問がありますよね。
もちろん私も分かりませんが、最近の観察を書きとめておきます。
まず群れの紹介をします。先住猫は、ラク(♀)、パパ(♂)、アンリ(♀)で、ほかのすべての猫はラクの子供か、ラクの子供であるフク(♀)の子供です。(下の家系図参照)
食事の順番などはには決まりがないようですが、狭い空間で少ない餌を他の猫と分け合える猫と、自分の分はきっちり確保する猫、他の猫と争ってまでは食べない猫、と性格により様々です。出産経験のあるラクとフクは基本的にはみんなといっしょに食事を取りません。ちょっと離れてみんなが食べ終わるのを見ています。母猫だから威張っているっていうのはないみていですね。でも、自分の分の餌を見つけるとかなりの量食べます。ラクもフクもちょっとだけ気難しいところがありますが、みんながそれを恐れているかどうかは疑問です。
クルミちゃんは、同じ柄のラク(おばあちゃんにあたります)が大好きで、すすんでくっつきに行きます。(左クルミ、右ラク)
パパも奥さんである(?)ラクが好きなようですがラクもフクも他の猫にはそっけない態度です。
パパも食欲旺盛ですが、基本的には他の猫たちと分け合って食べています。パパのすごいところは、ケンカの仲裁に入るところです。
先日、マリとタイガーの悪ふざけのお遊びケンカが長引いていたら、パパが、のっしのっしと歩いていき一声、ニャーー、と鳴き、悪ふざけをやめさせました。辞めた後はパパも一緒に3匹でお昼寝。なんとも優しいおじいちゃんです。(マリとタイガーからみたらおじいちゃんにあたります)オス猫は子育てには関与しない、なんて嘘ですね。パパはとにかく自分の血縁と奥さんには優しいです。アンリちゃんにはちょっとだけきびしい目を向けています。私がアンリちゃんをなでなでしていたら、シャーと怒っていました。
群れの中のオス猫の何匹かはすでに出て行って野良猫になってしまったようですが、残っているオス猫たちは去勢もしてなかったにも関わらず、群れから追い出されることもなく、仲良く暮らしていました。一番若いタイガーと、そのおじさんにあたるジャックと、おばさんにあたるレイコはとても仲良しです。猫の世界は年功序列ではないのでしょうか…若いオスのタマは、遊びたがらない目上の猫にそっと近づいて
大きな音をたてて脅かしたり、飛びついたり、そういう悪ふざけをしてよく怒られています。でも怒られながらもそういう行動が許されているというのは仲が良い証拠ですね。