落下の王国 | 落下の王国のすべてThe Fallmania

落下の王国のすべてThe Fallmania

ターセムが紡ぐ現代人のための癒しの千夜一夜物語
2008年日本公開された「落下の王国」について語るブログです
ミュージックビデオを撮るようなシックな監督ですが…
やっぱりインド人
歌って踊るシーン・・・1か所あります

 

この場面で6人はオウディアスへの復讐を誓うわけだが、なぜか突然フランス語になってしまう。


5人は不明瞭に叫ぶ!


「はい!隊長! (ウィ、モア、キャピタ〜ン〜!)」

ここはフランス語とは聞かずに、

”We want more capita〜l〜!(もっと資金が欲し〜い〜!)”

つまり、それがターセム流ユーモア。

日本語字幕で読んでしまうからこの場面で笑う日本人は皆無。


ここはダークな笑いが欲しい。

 

ターセムってそういうヒト。

ターセムはこの映画製作のために全財産をはたいた


ターセムの弟が金策したわけだが、資金が欲しいというのは本音だっただろう。

落下の王国には誰一人として有名俳優は出演していない。


ターセムがこの映画を自分で作る、と決めてから、

 

撮影が長くなるとわかっていたから、

 

ギャラが高くて拘束もできない有名俳優は使えなかった。

スタッフも俳優もファーストクラスに乗ることなく、

 

平等主義のコミュニスト大集団があちこちへと撮影に飛ぶ。

スペインのシーンを撮るときは、

 

ターセムはベッカムの出るCMを撮るついでに落下の王国も撮ろうとして、

 

リー・ペイスをスペインに呼んだ。

出資して貰うチャンスはあった。

大手スタジオに「年齢制限のつかない子供向け作品なら買う」と持ちかけられたとき、

 

ターセムはこのままインディーズで作り続けると腹をくくった。