★ ディナー訪問 ★
"東京絶品ホルモンガイド"の著者・小口綾子さんの声掛けで、絶品焼肉会が開かれました!
場所は、表参道から徒歩10分、西麻布交差点にも近い、オシャレな南青山エリア。
"よろしいおにく"が食べられるという、人気焼肉店「よろにく」で、今宵は肉まみれです!
【生ビール (ジョッキ/600円)】
6名テーブルに座り、とりあえず、ビールで乾杯! おそらくスーパードライだと思いますが、
サーバーの状態なのか、少しニオイは気になるかな。 (ひとくち目のビールの味って重要)
【お通し/キムチ盛り/ナムル盛り】
今回は、小口さんがお店と事前に内容調整した、「スペシャルおまかせコース」。
(参加費+募金というチャリティー形式でしたが、おそらく通常@12000円ぐらいの内容)
まずは、お通しの"豆腐のアオサジュレ"と、"キムチ&ナムル"をつまんでいると・・・
【イチボの刺身】
さっそく肉登場! Hボーン(大腿骨)についていることが名前の由来である、"イチボ"は・・・
赤身の旨さとともに、適度な脂がトロッと溶ける、生肉でダイレクトに堪能!
融点の高さ(=生だと脂が溶けにくい)を気にさせない、上質で、とろける舌触り♪
【ミスジの生春巻き】
ミスジのサシ(脂)が少ない部分を使ったという、焼肉屋では見たことがない生春巻きは・・・
まるでネギトロのようになめらかな生肉に、レタスやキュウリが合わさることで、爽やかに♪
【ユッケの揚げレンコンのせ】
甘いタレでコクを引き出されたユッケは、揚げたてのレンコンと一緒に食べることで・・・
レンコンのサクサクな食感と風味がアクセントになり、これは見事なコラボレーション♪
【サラダ】
シャキシャキみずみずしいサラダで、口と体(痩せちゃう~)を引き締めたあとは・・・
【左:タン元のひらき 右上:厚切りタン 右下:ハツ】
いよいよ、焼き焼きタイム! タン2種と、ハツ(心臓)が盛られたプレートは・・・
切り口のカドがピンッと立ち、見るからに美味しそう。。。(この光景だけで白米イケる)
手始めに、ハツをいただくと・・・、歯が喰い込むザックザクな食感は、まさにザックJAPAN!
心地良い食感と、クセのない風味に、おそらくハツ嫌いな人でも食べられそうなクオリティ♪
タン元のひらきは、レアで食べると、牛とディープキスしているような、極上のなめらかさ♪
厚切りタンも、サクッとした歯切れの良さと、溢れる肉汁のジューシーさに、これは悶絶♪
("凛@月島"のタンのように、強烈な弾力で攻めるのではなく、プルッと柔らかい食感)
悶絶したデブは、もうこれは迷わず、、、白米喰らうしかないやろー!!笑
("東京ラーメンショー"で一緒に戦ったKABOさんと、またもや大食いバトル再開)
【ハラミ】
というわけで、白米という強力なデブの武器(略して、デブキ)を手にしたので・・・
次に攻めるべきは、このブロックハラミ! 肉の旨みを直球で感じられるハラミは・・・
ブロックのまま、じっくり丹念に火を通して、外はカリッと、中はレアな状態で!
【赤ワイン (ローズマウント・ダイヤモンド/ボトル5000円)】
そしてこの血のしたたるような、肉々しいハラミに合わせるのは、シラーズの赤ワイン・・・
ではなく、白米。 (もはや、ビックリマークをつけるまでもなく、デブにとっては基本ルール)
噛みしめるたびに肉汁があふれるハラミは、赤身の旨さが引き立った、ワイルドなテイスト♪
(赤身と脂のバランスの良さを楽しめる"大喜@豊洲"のハラミとは、また違った美味しさ)
【タン筋の北京ダック風】
続いて、タンのスジ部分。 すでにボイルされているものを、軽く火で炙りつつ・・・
北京ダックのように、千切りキュウリ・白髪ネギ・甘辛タレとともに、皮に巻いて食べます!
肉厚ながら柔らかい"タンスジ"が、モチモチな皮に包まれ、これまた楽しい味の変化~♪
(というか、肉はもちろんのこと、この伸縮するもっちりとした皮自体が、とても美味しい)
【左:シンシン 右:シャトーブリアン】
さて、味の変化が出来たところで、またも焼き焼きタイムに突入!
モモのシンタマの中心部分(赤身の柔らかいところ)である、"シンシン"は・・・
ほろりと口の中で崩れる柔らかさ! 赤身の深い味わいが、浸み出てきます♪
フィレの中心部である"シャトーブリアン"(メス)は、キメ細やかなサシが入り、うなる美味しさ!
適度に熟成され、まさに究極の極上肉と言っても過言ではない、"シャトーブリアン"に、
もはやデブは理性を失い、余韻とともに白米を喰らうのみです! (ワインそっちのけ)
【シルクロースのユッケ】
そして、ここにきて生肉に戻りますが、これまたスゴイ一品!
霜降りのロース肉は、生で食べると脂が残らないかな~と心配になりつつも・・・
白米の熱でちょっと温めながら、このでっかいロース肉に白米をくるむようにして・・・
そのまま喰らうと、口の中であまーい脂がジワ~と溶けていく、幸福ロングランタイプ!
しっかり溶けていく脂は、きっと一般的な牛肉よりも融点が低い、上質な肉だからこそ。
【ミノ】
正肉と正肉の架け橋として、食感の変化を楽しむ、"ミノ"もここで登場。
塩ダレで揉みこまれた"ミノ"は、薄切りされているので、火を通しすぎずに・・・
適度な状態で引き上げ、もちろんライスとともに♪ (これはライス必須なほど、濃い味つけ)
【上:シルクロース 右:ミスジ】
正肉に戻ると、見るもステキな霜降り肉たちが、満を持して登場!
稀少部位として名高く、かつ姉妹店(@赤坂)の店名にもなっている、"ミスジ"は・・・
繊細な肉質、あふれる肉汁、鼻に抜ける芳醇な香り、これはもはや芸術的レベル!!
ちなみに、ミスジをライスに巻いて食べようとしたら、その行為を見つけた店主から、
ミスジの食感が失われるので、「ライスはチェイサーで!」という名言をいただきました。
ライスをこよなく愛する者として、この名言は、今後パクらせていただこうと思います(笑)
"よろにく"の名物裏メニューとも言われる、サシがキレイに入った"シルクロース"は・・・
サッと炙るようにして、片面10秒ずつぐらい軽く火を入れたあと・・・
店長からシルクロースでは許しを得た、念願の"ローリング・ザ・ライス"にして・・・
ひとくちで、いただきます!! む、むほ~っ!これにはデブノックアウトされて、昇天!!
絹のようにキメ細かい肉質の、繊維ひとつひとつから、上品な肉汁がぶわっと溢れ出ます♪
【サーロイン】
ハチノスのお吸い物をはさみつつ、ドSなお店は、まだまだ脂攻撃を休めてくれません。
もちろん、ドMなデブは、脂のスパルタ教育に、歓喜の悲鳴を上げているわけですが・・・
超霜降りのサーロインには、ポン酢&大根おろし&サラダをつけてくれたので・・・
オススメの食べ方に従って、ポン酢おろしにつけて食べてみると、脂が爽やかな美味しさに!
(脂たっぷりなサーロインのクドさをなくし、爽快に仕上げる"ポン酢"自体も、質のいいもの)
【ザブトン】
ロースの中でも、特に美しいサシが入った"ザブトン"は、生卵とともに。
薄切りにされているので、ほんの少し、サッとだけ表面を炙りつつ・・・
まずはオンザライスします。 (ここからは、デブオリジナルの食べ方を、極秘レクチャー)
本来はスキヤキのように、溶き卵にするべき卵黄を、タレとともに肉の上に載せ・・・
ひるむことなく、卵黄をひと突き! プツンと割れて、黄身がとろりんこしたところを・・・
すかさず白米ごと肉をキャッチして、口に運ぶと・・・、もうこれは至福の瞬間が到来!!
ザブトンの上品な脂、濃厚な卵黄、そして甘辛いタレが絡み合い、白米との相性は抜群☆
【フィレ】
さらに、今回の目玉として用意された、でっかいフィレ肉の塊は・・・
厚切りにカット(1テーブルにつき1枚)され、シェフの腕によって変化を遂げたのは・・・
なんと、贅沢なヒレカツ!! どうやら、普段の"よろにく"には無いメニューなものの、
小口さんが「くいしんぼー山中@京都」で食べて感激したとのことで、交渉により今回実現!
さっそく食べてみると・・・、肉の旨みがギュッと凝縮しており、その旨みは、小宇宙レベル☆
付け添えの、コプチャンを使ったというコクのある甘辛ソースも抜群で・・・
今までの牛カツの概念をくつがえす食べ方と美味しさに、デブは感動のあまり、白米完食!
【赤ミスジの焼きしゃぶ】
さいごには、これも"よろにく"らしい食べ方をさせてくれる、赤ミスジの焼きしゃぶ。
まずは、焼いたネギとエリンギを、カツオ風味の蕎麦つゆのような出汁に投入。
続いて、薄切りされた赤ミスジも、炙るようにして火を通したあと・・・
肉も出汁に浸し、ネギ&エリンギといっしょに食べるという、焼きしゃぶスタイル!
唇で噛みきれそうなほど柔らかい赤ミスジは、優しい出汁と相まって、深い味わいに♪
さらに、丼ライスが出てきたので、てっきり自分のだと喜びましたが・・・
どうやら、この出汁に白米を入れて、ダシ茶漬けのようにして食べるとのこと。
炙った焼ノリの香ばしさと合わさり、肉を食べ続けた体でもサラッとイケる美味しさ♪
【ほうじ茶のかき氷】
デザートには、これまたビックリな、ほうじ茶の巨大かき氷!
まるで粉雪のように、サラサラとしたかき氷は、軽い口当たりで、〆にはピッタリ♪
【しろくまかき氷】
ちょうど隣席の「aokyo」さんが、誕生日とのことで、かわいい"しろくまのかき氷"まで登場☆
これにて、怒涛のスペシャル肉コースが終了しましたが、、、いやはや、アッパレ!の一言。
今回は特別の内容だったことはありますが、"よろにく"の凄さを、十二分に体感できました!
それは、「焼肉をコース料理に変える」、その感性。 肉質の素晴らしさはさることながら、
コースとして、"より美味しく"、"飽きずに"、"ワクワクさせる"、食べさせ方に徹しています。
ひたすら肉を焼き続けて、白米を喰らうような、ざっくばらんな焼肉屋ではありませんが、
間違いなく、"焼肉"というものに対して、新しい世界観を広げてくれるお店だと感じました★
(ちなみに、まだ20代のデブは、脂一辺倒のざっくばらんな焼肉も、もちろん好きです。笑)
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