1974年全米1位(イージーリスニングチャートでも1位)・全英1位(ABBA の "Waterloo" に取って代わられた)。さらに、アイルランド、フランス、ベルギー(ワロン)、西ドイツ、スイス、オーストリア、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでも1位、ベルギー(フランドル)で2位、オランダとポルトガルでトップ10入りし(日本ではオールジャパンポップ20で4位)、売上枚数はアメリカだけで300万枚、全世界で1400万枚を超えるワールドワイドな大ヒットとなりました。Terry Jacks は、Beach Boys にこの曲をレコーディングすることを提案し、そのプロデュースを担当したのですが、Beach Boys は軟弱だと感じてこれをオクラにしたため、自らレコーディング。しかし、すぐには発表せず、1年ほど経って、そのテープを聴いた人たちの反応が概ね良好だったことからリリースしたところ、まず本国カナダで1位となり、それを皮切りに世界各国に広がっていったということです。なお、Terry Jacks は、ソロとしては、本国カナダ以外ではこの曲のほかに大きなヒットがなくて、全くの一発屋なのですが、ソロになる前に Poppy Family というグループで "Which Way You Goin' Billy"(1970年全米2位)等のヒットを放っています(そうしたことから Beach Boys のレコーディングセッションに招かれたらしい)。

 

 

内容は、山で遭難(たぶん)して死を覚悟した男の、竹馬の友、父親、そして我が子に対する思いを歌にしたものであるにもかかわらず、このような埒もない愚劣な邦題をつけるのは果たしていかなる料簡によるのだろうか?(マジで怒りを抑えることができない)。

 

オクラとなった Beach Boys のバージョンはこちら。

 

 

Beach Boys らしいサウンドだけど、やはり歌詞の内容が重かったのかな。

 

オリジナルはベルギー人歌手 Jacques Brel で、タイトルはズバリ、"Le Moribond"(the dying man という意味)。

 

 

最初に英語でカバーしたのは Kingston Trio ですが、ヒットしませんでした。

 

 

Terry Jacks のバージョンはこのバージョンをベースにした(ただ、歌詞は不気味な感じがしたのでかなり書き換えた)とのこと。

 

こちらのカバーは大ヒット。

 

 

"I Have A Dream"(オリジナルは ABBA)との両A面でリリースされ、1999年全英1位、アイルランドでも1位、ノルウェー、フィンランド、ニュージーランドで10位。