1968年全米6位、全英18位、日本ではオールジャパンポップ20で3位。サイケですね(笑)。Carmine Appice によると、1966年に Vanilla Fudge を結成したころ、ニューヨークでは、曲のテンポを遅くして感情を込めるという手法が流行っていて(Rascals が始めたらしい)、彼らもヒット曲を使って同じことをやろうとして、いい曲はないかと探していたところ、Supremes の "You Keep Me Hangin' On"(同じ年の全米 No.1 ヒット)がいいんじゃね?となったそうです。Appice 曰く「"You Keep Me Hangin' On" は傷心の歌だ。でも、Supremes が演ると、ハッピーな歌みたいになっちまう。で、おれたちは、曲のテンポを遅くして、この曲が本来持つべきだった傷心の感情を込めようとしたんだよ」(意訳)

 

 

Rod Stewart もこのアレンジでカバーしています。

 

 

1977年に Rod Stewart のバンドに加入した Carmine Appice に対し、Rod が頻りに、「アンタたち(Vanilla Fudge)がやった "You Keep Me Hangin' On" は最高だ。あれをやったのがおれだったらよかったのに」(意訳)と言うので、Appice は「じゃあ、やろうぜ。おれがバンドにいるんだから、言い訳になるじゃん」(意訳)と提案して、このカバーが実現したということです。

 

それではオリジナルを。

 

 

1966年全米1位(R&Bチャートでも1位となり、ミリオンセラー)、全英8位、カナダで3位、アイスランドで9位。記憶が曖昧で定かじゃないんだけど、最初にこの曲を聴いたのは、Vanilla Fudge か Rod Stewart のどっちかのカバーバージョンだったので、Supremes のオリジナルはイマイチ印象が薄いんだよな(そもそも Diana Ross があまり好きではないというのもあるが、Vanilla Fudge(あるいは Rod Stewart)の壮絶なバージョンと比べたら当然そうなるわな)。

 

こちらのカバーも全米1位となりました。

 

 

1987年全米1位、全英2位、さらにノルウェー、カナダ、オーストラリアで1位、アイルランドとスイスで2位、デンマークで3位、フランスで6位、西ドイツで8位、ポルトガルで9位。